プロリーグ(鳳凰戦)レポート

第39期 A1リーグ 第12節C卓レポート

【第39期鳳凰戦 A1リーグ第12節C卓 古川が四暗刻ツモで降級圏脱出 前田がトータル首位に】

本日の対局者は
1位 HIRO柴田 +147.9P
2位 前田直哉 +121.1P
8位 黒沢咲 ▲47.2P
11位 古川孝次 ▲91.5P

 

 

開局500オールをツモったH柴田が、1本場でも四筒七筒待ちで先制リーチ。

 

 

これを受けた古川がホンイツテンパイ。
ロン牌が出ていかない三筒四筒五筒待ちの高めツモリ四暗刻に受けると

五筒ツモで役満のアガリ。

一撃で降級圏を脱出する。

 

 

南場には西南トイトイでさらに満貫の加点。

+75.7Pを叩いた古川は7位に浮上。残留をほぼ手中に収めた。

 

 

ここまで▲1.4Pの前田は3回戦オーラス、ドラの五筒三筒のシャンポン待ちでドラをツモれてラス回避。

 

 

4回戦東2局には南中ホンイツトイトイ。

 

 

南2局にはツモメンホン七対子と2回の跳満ツモで1人浮きトップに。

+32.5Pの前田はついにトータル首位に浮上。少し余裕があるポイントで最終節を迎えられる。

 

 

一方、四暗刻親被りで苦しい立ち上がりとなったH柴田。

 

 

東3局に高めの六万ツモで跳満を決めるも、1回戦のラスは回避出来ず。

4回戦もラス目で南3局まで来てしまうが、黒沢のテンパイ打牌で

 

 

白ホンイツトイトイ。ラス回避に成功した。

ずっと首位を走り続けたH柴田だが、今節▲45.3Pで終えての3位。決定戦争いは最終節まで持ち越された。

 

 

黒沢は2回戦南3局の親番、ドラドラの手牌で仮テンパイの八筒単騎に取ると、その瞬間に前田からリーチが入る。

八筒にアタリを感じたのか、意を決して追っかけリーチ。勝負勘は素晴らしいが結果は

 

 

五筒を掴んで7,700(+1,000)の放銃となってしまう。

3回戦にタンヤオピンフのヤミテンから高め234変化を待ってのリーチ。

 

 

高めの二索で跳満ツモ。
ようやく黒沢らしい綺麗なアガリが見られ3回戦はトップを取れたが、大きなマイナスは埋め切れず。

▲62.9Pでトータル11位。最終節はプラス必須のポジションとなった。

 

 

 

次回A1リーグ最終節A卓は
2022/12/7(水) 16:00

9位 藤崎智
10位 一井慎也
11位 黒沢咲
12位 近藤久春

解説 瀬戸熊直樹
実況 古橋崇志
ナビゲーター 齋藤豪

 

 

(文・吾妻さおり)