プロリーグ(鳳凰戦)レポート

第40期 A2リーグ 第1節A卓レポート

三浦智博、4戦全連対で好スタート!A2リーグ第1節A卓レポート

4月4日(火)、第40期鳳凰戦A2リーグ第1節A卓が放送された。
対局者は黒沢咲、三浦智博、白鳥翔、井出康平。

 

 

★1回戦

東1局から親番の井出が1,300オール、1,500、5,800と連続のアガリで加点。

白鳥も七対子ドラドラの6,400、三浦もリーチツモピンフ三色イーペーコーの3,000・6,000など大物手が連続で決まり、激しい半荘に。

 

 

置いていかれた黒沢も親番でメンホン七対子の12,000点!一矢報いるも…

 

 

あと一歩が詰めきれず、1人沈みの4着となった。

井出 +17.3P
白鳥 +6.2P
三浦 +3.2P
黒沢 ▲26.7P

 

★2回戦

東2局、白鳥が高目7,700の3メンチャンリーチ。盤石と思われたが…なんと井出がジュンチャン三色で追いつき、めくり合いに勝っての12,000!

 

 

絶好調の井出はさらに2回の5,200をアガり大きなトップ目に。さらには南3局、三浦のドラ3リーチをかい潜り、タンヤオピンフツモ三色ドラ1の3,000・6,000!

 

 

やりたい放題の井出が7万点近くの大トップで連勝を決め、2回で+64.1Pと大きく得点を伸ばした。

井出 +46.8P
三浦 +6.4P
黒沢 ▲21.9P
白鳥 ▲31.3P

 

★3回戦

一発裏なしとは思えない高打点の応酬となった1・2回戦であったが、3回戦は南1局までの最高打点が1,000・2,000と穏やかな展開に。

そんな中、南2局には親の井出が3メンチャンのリーチ。そして同じく3メンチャンでテンパイしていた三浦であったが、雀頭が暗刻になると待ちを狭くして高目ドラのノベタンに。ここは三浦の強気な選択が功を奏し、ドラをツモっての2,000・4,000!

 

 

オーラスには白鳥がダブ南ホンイツのアガリでトップを逆転。放銃となった三浦もギリギリ浮きを確保した。

白鳥 +18.3P  
三浦 +4.0P
黒沢 ▲9.0P
井出 ▲13.3P

 

★4回戦

東1局、白鳥がドラを仕掛けて三色のつく高目の7,700。

 

 

ここまで3連続浮きを決めている三浦も、親番で2,000オール・4,000オールと連続でアガリ大きくリード。

 

 

三浦が初トップを決めるかと思われたが…オーラスには白鳥が七対子ドラドラの3,000・6,000をツモり、跳満ツモ条件を満たして逆転。

 

 

白鳥は大きな4着もありながら3・4回戦と連勝を決め、プラスを持ち帰ることに成功した。

白鳥 +31.8P
三浦 +16.9P
黒沢 ▲16.8P
井出 ▲31.9P

4回戦終了時点のトータルポイントは画像の通り。

 

 

 

卓内トップは4戦全て浮きで終えた三浦。黒沢にとっては苦しい1日となった。

次回A2リーグの放送は4月11日。
対局者は柴田吉和、猿川真寿、古橋崇志、石川正明。
解説は藤島健二郎が務めます。

次回も是非お楽しみに!

(文・浜野太陽)