プロリーグ(鳳凰戦)レポート

第40期 A2リーグ 第1節B卓レポート

猿川が全連対の好スタート!

4月11日、第40期鳳凰戦A2リーグ第1節B卓が放送された。
対局者は柴田吉和、猿川真寿、古橋崇志、石川正明。

 

 

メディア出演豊富な柴田・猿川・古橋に対し、石川は自身初の公式戦放送卓。その打ち筋に注目が集まった。

 

★1回戦

東3局1本場、古橋が持ち味のメンゼン高打点を成就しタンヤオピンフツモドラドラの4,000オール。

 

 

南1局には2万点持ち4着目の猿川が、フリテンで2軒リーチをめくり勝ち3,900オール!

 

 

猿川は続く南2局に仕掛けての300・500、南3局には500・1,000をアガリ、オーラスには1人テンパイでの流局。
南場に入ってからは独壇場となり、初戦のトップを獲得した。

猿川 +19.2P
柴田 +5.4P
古橋 ▲4.3P
石川 ▲20.3P

 

★2回戦

東2局1本場、猿川がヤミテンの4,000オールで初戦に続きトップ目に。

 

 

ここまで苦しい石川であったが、親番でドラ1の3,900を猿川から直撃すると、南場ではピンフ・高目イーペーコーなど中打点のリーチで局面をリード。

 

 

猿川を逆転し、嬉しいA2リーグ初トップを手にした。

石川 +19.5P
猿川 +10.1P
柴田 ▲11.6P
古橋 ▲18.0P

 

★3回戦

東2局、親番の柴田がツモれば4,000オールの先制リーチをかけるも、仕掛けて応戦した古橋がなんと五筒単騎のトイトイ三暗刻でめくり勝ち、8,000のアガリ。

 

 

苦しい柴田。東4局にも親リーチがかかる中、現物待ちの7,700をテンパイしていた猿川が柴田からのアガリ。柴田は連続放銃で1人沈みに。
3着までが接戦となる中、オーラス親番の石川がタンヤオドラドラのヤミテンをツモり3,900オール!

 

 

精神的にも大きな連続トップを獲得した。

石川 +32.6P
猿川 +4.5P
古橋 +2.1P
柴田 ▲39.2P

 

★4回戦

東4局2本場、古橋がドラトイツの仕掛け。ここまで中々抜け出せずにいた古橋であったが、親リーチをかけた石川から高目のドラで7,700!

 

 

南2局2本場には、親の古橋にイーペーコードラドラ確定の強烈なヤミテン!先ほど連続の放銃に苦しんだ柴田が、ここでも高目の白で12,000の放銃に。

 

 

柴田と共にマイナスしていた古橋であったが、ここは明暗の分かれるアガリ。古橋としては会心の大トップとなり、大事な第1節にプラスを持ち帰ることに成功した。

古橋 +29.3P
猿川 +5.4P
柴田 ▲14.9P
石川 ▲19.8P

 

 

 

4回戦終了時点のトータルポイントは画像の通り。猿川が4回戦全て浮きをキープし、+39.2Pの卓内トップ。柴田はヤミテンへの高打点放銃が多く▲60.3Pと苦しい立ち上がりになった。

次回A2リーグの放送は4月18日(火)。
対局者は瀬戸熊直樹、高橋良介、刀川昌浩、内川幸太郎。
解説はHIRO柴田。次回も是非お楽しみに!

(文・浜野太陽)