プロリーグ(鳳凰戦)レポート

第40期 A2リーグ 第1節C卓レポート

高橋がトップ3回のロケットスタート!

4月18日(火)、第40期鳳凰戦A2リーグ第1節C卓が放送された。
対局者は瀬戸熊直樹、高橋良介、刀川昌浩、内川幸太郎。

 

 

刀川は久々のA2リーグ復帰戦。
高橋は日頃から「尊敬している」と話す瀬戸熊との同卓。
さらに内川・瀬戸熊は昨年最終節まで昇級を争っていただけに、それぞれ一際気合の入る今期の1節目となった。

 

★1回戦

東1局から瀬戸熊が珍しい3フーロ!トイトイに手替わっての嬉しい2,000・4,000。

 

 

東2局1本場には高橋がリーチタンヤオピンフドラ1のツモで瀬戸熊を追随。この2人のトップ争いはオーラスまでもつれ、高橋が仕掛けて1,000点のアガリで決着。

高橋  +17.1P
瀬戸熊 +6.5P
内川  ▲5.3P
刀川  ▲18.3P

 

★2回戦

内川に放銃が重なり東2局には17,900点持ちとなるも、発を暗カンしての2,000・3,900で戦線復帰。

 

 

瀬戸熊は1回戦に続いて東4局親番での1,300オール、南1局フリテンをツモっての500・1,000、南3局ヤミテンの2,600など順調にアガリをものにしていく。
さらに南4局親番にはリーチタンヤオピンフで畳み掛けるが…

 

 

ここは刀川が仕掛けて渾身の2,000・4,000。(西・ホンイツ・チャンタ)

 

 

瀬戸熊を沈め、浮きの2着となった。 

高橋  +15.3P
刀川  +6.8P
瀬戸熊 ▲5.5P
内川  ▲16.6P

 

★3回戦

南1局、高橋がドラ3の先制リーチ!ドラが五筒で、放銃しても安そうな八筒を勝負した内川であったがまさかの満貫放銃に。

 

 

トップはこのリードを守りきった高橋。内川は苦しい放銃となったが、リーチツモ発の1,000・2,000で刀川に迫ると、オーラス刀川の1,000点放銃により3着へ浮上した。

高橋  +20.2P
瀬戸熊 +5.6P
内川  ▲10.6P
刀川  ▲15.2P

 

★4回戦

東2局、親番の瀬戸熊が2連続の1,300オールでリード。さらに2本場にはリーチツモドラの2,000オールをアガリ、中打点ながら連続の加点で大きなトップ目に。

 

 

東2局3本場、ここまで3戦逆連対の内川に大物手。カン五索待ちから一手変わっての三色をツモアガリ、2,000・3,900のアガリで2着に。

 

 

オーラス親番にはヤミテンの11,600テンパイを入れトップ目前となるも、高橋がかわしきって終局。

瀬戸熊 +17.3P
内川  +10.1P
高橋  ▲9.8P
刀川  ▲17.6P

4回戦終了時点のトータルポイントは画像の通り。

 

 

 

高橋がトップ3回の+42.8P。逆に刀川は4着3回と苦しい復帰戦に。

次回A2リーグの放送は4月25日(火)。

対局者は紺野真太郎、伊藤優孝、近藤久春、前原雄大。
解説は井出康平が務めます。次回も是非お楽しみに!

 

(文・浜野太陽)