プロリーグ(鳳凰戦)レポート

第40期 A1リーグ 第2節B卓レポート

【第40期鳳凰戦 A1リーグ第2節B卓 勝又健志が4連勝 2節トータル+212.7Pと独走】

本日の対局者は
勝又健志
沢崎誠
藤島智
前田直哉

 

 

解説 HIRO柴田
実況 日吉辰哉

 

【1回戦】

打点寄りの選択が増えがちになる公式ルールだが、この日の対局はいつも以上に高打点のアガリが多発した。

まずは開局早々、勝又が小三元を前田からロン。

 

 

続いて藤崎が中ホンイツドラの満貫ツモ。次局はチャンタ・イーペーコー・ドラを勝又からロン。

 

 

前田はリーチ・ツモ・ハイテイドラで2,000・3,900をアガリ、親番では高めの三筒ツモで4,300オール。

 

 

南3局は再び勝又。ダブ南白・ホンイツ・トイトイ・三暗刻で倍満ツモ!

 

 

1回戦は勝又が1人浮きトップを取る。

 

【2回戦】

2回戦も勝又が好調。高めの四筒ツモで満貫をアガると

 

 

次局はタンヤオピンフドラドラをヤミテンとして先制リーチの沢崎から7,700をアガリ2連勝。

 

【3回戦】

勝又のアガリが止まらない。
南1局には白を加カンして1,600・3,200。

 

 

迎えた親番では2,600オールをツモって1人浮きトップ。

 

【4回戦】

最終戦も藤崎の三色確定追っかけリーチを跳ね除けた勝又の満貫ツモから始まり

 

 

親番では前田の七筒単騎リーチを粉砕する跳満ツモ。

5本場では藤崎がヤミテンで沢崎から7,700は9,200のアガリ。

 

 

しかしマムシの沢崎もやられっぱなしで黙ってはいない。▲5,500点からの猛反撃。
まずはリーチ・タンヤオ・ツモの2,100オール(+2,000)で連荘し、親番では345確定のリーチをツモって6,200オール。

 

 

親番が落ちた南2局にも北・ホンイツ・トイトイ・三暗刻の跳満をツモ。箱下から浮きの2着にまで回復した。

勝又は圧巻の4連勝で+141.0P。わずか2節でトータル+212.7Pまでポイントを伸ばした。

卓内2着の前田でも▲26.7Pと苦戦。最下位からの脱出は叶わなかった。

沢崎は4回戦に脅威の回復力で浮きに回れた。マイナスではあるものの、ホッとした気持ちの方が強いかも知れない。

藤崎は4回とも浮きが取れず▲77.0P。ツモられての失点が多すぎて痛い節となってしまった。

 

 

 

第40期A1第2節C卓は
2023/5/5(祝金) 16:00

和久津晶
吉田直
古川孝次
杉浦勘介

解説 ダンプ大橋
実況 古橋崇志

(文・吾妻さおり)