プロリーグ(鳳凰戦)レポート

第40期 A1リーグ 第11節A卓レポート

【第40期 鳳凰戦A1リーグ第11節A卓 古川孝次が卓内トップで4位浮上】

本日の対局者

沢崎誠
古川孝次
杉浦勘介
吉田直

 

 

解説 森山茂和
実況 古橋崇志

1回戦南3局。杉浦がドラの八索暗刻のタンヤオ。リーチを打っていた古川から8,300(+2,000)のアガリ。

 

 

オーラスの親番では東一万をポンしてドラの南単騎。沢崎から出て18,000。

1本場では沢崎から先制リーチを受けるも、杉浦(親)も追いつきドラを放って追っかけリーチと強気の選択。

 

 

しかしこの四万は沢崎の高めの牌となり、12,300のアガリ。沢崎は3着に浮上して1回戦が終了。

2回戦は古川が果敢に仕掛けて荒れ場を均して行く。

満貫級のアガリが一度も出ないままオーラスを迎え、古川が1,000は1,600のアガリ。小場を制して実に古川らしいトップを取る。

 

 

3回戦東4局。
古川は発三万のシャンポンにも取れたが、3メンチャンに受けて、高め一通の一万ツモ。2,000・3,900のアガリ。

親番ではピンフドラ2をヤミテンに構え、沢崎から5,800。

1本場には南をポンしてドラ3枚使いの11,600は11,900を杉浦から。

自分で小場にしておきながら、今度は自分で荒れ場にして行く。

 

 

南2局には沢崎が待ち選択。
ここは中とドラ九万のシャンポンリーチに踏み切る。
杉浦のテンパイ打牌中で12,000をアガリ

1本場では一通確定のペン三筒リーチで吉田から12,300。

古川トップ、沢崎2着で3回戦が終了。

 

 

4回戦東1局2本場。吉田が北を加カンして、3,200・6,200の大物手をアガる。

 

 

東2局には杉浦が一筒を暗カンしてリーチ。60符なので安めツモでも3,900オールは4,000オール(+1,000)と大きな加点に。

 

 

南1局には古川(親)がドラペン三筒リーチをツモってトップ争いに加わると

マンズを四万五万六万で仕掛けて杉浦から2,000。

ラス前にはタンヤオで300・500とアガリ3連勝を決めた。
杉浦と吉田も浮き、沢崎が1人沈みとなってしまった。

 

 

古川が+34.4Pでトータル4位に浮上。ポイント的にはまだ足りなそうだが、決定戦も狙える位置まで来た。

杉浦は3節連続のプラスでトータル6位まで来た。まずはマイナスをしっかり完済してから上を目指したい。

吉田は3戦プラス出来たものの、3回戦のラスが残ってしまい▲14.8Pとなった。

沢崎は▲41.0Pの沈みでマイナス域に。マムシの沢崎がどのような作戦を練って再び決定戦争いを目指すのか楽しみである。

 

 

 

次回A1リーグ第11節B卓は
2023/09/27(水) 16:00

和久津晶
藤島健二郎
一井慎也
藤崎智

解説 HIRO柴田
実況 日吉辰哉

(文・吾妻さおり)