プロリーグ(鳳凰戦)レポート

第40期 A2リーグ 第8節B卓レポート

内川が3連勝で昇級圏へ!

10月24日、第40期鳳凰戦A2リーグ第8節B卓が放送された。
対局者は内川幸太郎(5位)、高橋良介(8位)、柴田吉和(16位)、刀川昌浩(14位)。

 

 

今期は例年よりも昇級・降級ボーダー共に数値が低く、昇級を狙う内川も大きく負けられないプレッシャーがある中での対局となった。

1回戦は柴田が5,800放銃などで20,000点以下に沈むも、南2局にはピンフドラドラのリーチをハイテイツモの3,000・6,000!

 

 

これで原点へ復帰すると、親番でも2,000オールで加点。オーラスには内川が四暗刻単騎のテンパイを入れる中、ドラ暗刻のリーチをアガリきり4万点超えのトップに。

柴田は2回戦も東3局親番にドラ暗刻のリーチをツモり4,000オール。

今日は柴田の日かと思われたが、東3局1本場、内川がドラ単騎七対子の3,000・6,000。

 

 

このあと内川が親番でチンイツの4,000オール、タンヤオ三色ドラ2の12,000と、3回合わせて役満級の加点で大きなトップを獲得。
このまま勢いは止まらず、3回戦も満貫以上のアガリがない中、コツコツと積み上げた得点で41,900のトップ。

4回戦でも4,000オール2回を被弾しながら自身もアガリを重ね、南2局1本場にはリーチ・ピンフ・ドラ2の7,700をトップ目高橋から直撃。

 

 

なんと内川が3連続トップで積み重ねたプラスは78.4P!

1日終了時のトータルポイントは画像の通り。

 

 

 

内川が昇級ボーダー上にいた紺野を大きく上回りトータル+120.3Pの3位に。残り3節は上だけを見る戦いとなった。
高橋はほぼ現状維持となったものの、昇級ボーダーが大きく上がってしまい、残留に意識が向く終盤戦へ。
降級圏の刀川・柴田は残り3節のうち1回は爆発的なプラスが欲しい状況となっている。

(文・浜野太陽)