プロリーグ(鳳凰戦)レポート

第40期 A1リーグ 第12節A卓レポート

【第40期 鳳凰戦A1リーグ第12節A卓 藤崎智が+42.9Pの卓内トップ】

第12節A卓 対局者

1位 勝又健志
7位 杉浦勘介
10位 和久津晶
12位 藤崎智

 

 

解説 森山茂和
実況 日吉辰哉

開局から勝又が高めの九索ロンで白チャンタ三色ドラ、7,700のアガリを決め、そのままトップ。

 

 

南2局には杉浦(親)が高め678の五筒八筒で先制リーチ。

そこにドラポンの藤崎が杉浦に放銃なしの4メンチャン二筒五筒八筒七筒待ちで追いつき、2,000・3,900(+1,000)。
浮きの2着を取る。

 

 

1回戦では親番での勝負手が空振り、2回戦も藤崎に7,700放銃と厳しい状況の杉浦だったが、東4局には高めの八万ロンで跳満のアガリで復活し、三つ巴となった南場の親番ではトイトイホウテイドラ3の18,300を決めて2回戦のトップを取る。

 

 

3回戦は和久津が高めの二万での満貫ツモからスタート。巻き返しをはかりたい所だったが

 

 

東2局には藤崎のヤミテンツモ、8,000オールが炸裂。

藤崎が大トップを取るが、和久津もしっかり素点を重ねて藤崎に迫るプラスの2着で終了。

 

 

4回戦は4局連続の流局。テンパイ料だけで藤崎が39,000点まで素点を稼いでいた。

重い展開を大きく動かしたのは杉浦。高めの四筒ロンで7,700は8,000をアガって浮きに回る。

 

 

しかし、勝又がダブ南中の1,300・2,600(+1,000)でトップ争いに加わり、オーラスは2,000をアガって勝又が本日2勝目を挙げた。

 

 

藤崎が+42.9Pの卓内トップ。直近2節の不調から抜け出し、残留ラインの和久津の背中が見えて来た。

杉浦は+4.3Pで7位キープ。今節を無事乗り切れたので降級はほぼなくなり、次回は上を目指して戦える。

勝又は▲9.6Pと僅かにマイナスしたが、トータルポイントを加味すれば勝ちに近づく節消化と言えるだろう。

和久津は▲37.6Pと苦しい1日となった。残り2節とも大事な戦いとなるが、まずは次節プラスを取りたい所だ。

 

 

 

A1リーグ第12節B卓は
2023/10/18(水) 16:00

前田直哉
藤島健二郎
佐々木寿人
ダンプ大橋

解説 HIRO柴田
実況 古橋崇志

(文・吾妻さおり)