プロリーグ(鳳凰戦)レポート

第40期 A2リーグ 第8節D卓レポート

白鳥が大きなプラスでさらに昇級安泰な位置へ!A2リーグ第8節D卓レポート

11月7日、第40期鳳凰戦A2リーグ第8節D卓が放送された。対局者は黒沢咲(暫定7位)、白鳥翔(暫定1位)、古橋崇志(暫定2位)、前原雄大(暫定11位)。

 

 

上位2名と、まだ昇級も狙える中〜下位の2名という構図となった。

1回戦は白鳥が発・ホンイツ・チャンタの8,000点を前原から打ち取ってのトップ。さらに昇級を安泰にしていく。

 

 

前原はトータルマイナスから昇級を目指して攻め込むも、結果的には放銃が重なり箱下の4着に。降級のボーダーが脳裏をよぎる状況となった。

2回戦は古橋がヤミテンの7,700で抜け出すと、親番では高目ツモの6,000オール!

 

 

大トップを獲得し、白鳥と共にA1昇級に王手をかける。

3回戦東2局、古橋が三暗刻トイトイの4,000オール。どこまでポイントを伸ばすかというところで待ったをかけたのは黒沢。

古橋の先制リーチを受けながら、道中鳴きを我慢してメンゼンチンイツの倍満成就。

 

 

古橋を沈めてのトップとなり、昇級に望みを繋げる。黒沢としてはこのまま少しでも差を縮めておきたいところであったが、最終戦も白鳥が手を緩めない。

ツモピンフジュンチャン三色の3,000・6,000、仕掛けたチンイツの4,000オールでトータルは300P超えに。

この後、絶不調の節があっても安泰というところまでリードを伸ばすことに成功した。

1日終了時のトータルポイントは画像の通り。

 

 

 

白鳥・古橋がプラスを積み重ね、昇級へ向け前進。

黒沢は±0付近で持ち堪え、次節の結果次第で最終目標を定めることになりそう。

大きなマイナスとなった前原は、残り3節は残留に向けた戦いとなった。

通年リーグも最終盤となり、各者の目標に合わせた駆け引きに注目だ。

(文・浜野太陽)