プロリーグ(鳳凰戦)レポート

第32期A2リーグ第6節レポート 内川 幸太郎

今期の折り返しとなる第6節。
相手は、首位滝沢に良い位置につける猿川、刀川の3人。
私はというとぱっとしない成績の連続でパソコンを開くたび溜息が出てしまう降級ポジションである。

まだ半分あるとはいえ、今節をおとしたら流石に残留をかけて戦わなければならないだろうなと、挑んだ6節。

1回戦は、いつもの通り(笑)手がまとまり絶好調。
いつもと違ったのは、子方での加点が多く終始主導権を取りながらの半荘となった。

Aルールでの戦い方でしばしば話あうのが、親方と子方での手の組み方であるが、親ではゆっくり大きく構え、子方は隙無く相手の親にやらせないというのが多数の意見のようである。
もちろん好みやスタイルに寄るところが大きいが、私は間逆であることが多かった。
今節は、子方の戦い方に意識を持っていった次第である。

三万四万五万四索四索五索六索六索七索七索三筒四筒五筒  リーチ  ツモ五索

三万四万五万三索四索五索九索九索六筒七筒八筒中中  リーチ  ツモ九索

二筒三筒四筒六筒七筒八筒八筒南南南北北北  ハイテイツモ八筒

つづく2回戦も開局の親から2,900、7,700とアガリ優位にゲームを進められた。

こうなると如何に多く点棒を稼ぐか?を常に意識し、自分が一番有利な選択権があることを強く意識して上手く戦えることが出来たとおもう。
鳴きの判断も引き付けてできたのは、有利なポジションのおかげ。
綺麗にアガリに結びついて、ストレス無く戦うことができた。

一万一万三万三万六万六万六索六索八索八索二筒二筒東  ロン東  ドラ二筒

四万四万四万三索四索五索八索八索西西発発発  ロン西  ドラ発

3回戦は、指運がよかった。
7,700と11,600の放銃を逃れ、浮きを確保しながらオーラスを迎えられた。
が、少し調子にのってしまった。
滝沢からの早いリーチを受けて引いても良い場面だったのだが、押して放銃にまわる。
最終戦ならいかないな、なんて自分に言い聞かせたが単なる言い訳。
さすがに引くべき局面だったと思う。

75.0Pもプラスできたおかげで非常に楽になった。
もちろん昇級も視野に、次以降も精一杯頑張りたいと思う。