プロリーグ(鳳凰戦)レポート

第38期鳳凰戦A2リーグ第7節B卓レポート

藤島、渾身の大トップで昇級圏浮上!A2リーグ第7節B卓レポート

10月12日、A2リーグ第7節B卓が放送された。対局者は藤島健二郎、和久津晶、麓征生、高橋良介。

 

 

 

藤島・高橋はプラスを伸ばして昇級ラインに到達したい。和久津は残留争いに巻き込まれないことも大事だが、調子がよければ上も見たいところ。麓は嫌でも残留ラインが気になり、マイナスしたくない状況だ。
そんな中、この日の主役となったのは藤島。
1回戦、大きなアガリはないものの要所でアガリきりトップを奪取。

 

 

続く2回戦では東場の親番でドラ単騎の七対子を冷静にヤミテンで打ち取り、9,600。

 

 

南場に入り、3人テンパイを制しハイテイで3,000・6,000をアガると

 

 

親番ではメンタンピンドラの11,600、

 

 

さらに三色ドラの7,700と連続の高打点で69,900の特大トップ。
3回戦東1局にも3,900オールをアガリ、+100Pに届こうかという勢いであったが…待ったをかけたのは和久津。

 

 

タンヤオピンフはリーチしてツモれば5,200となかなかの打点だ。しかしこの手は満貫変化が3種類あり、待ちの良さも最上級とは言えないところ。こうした状況ではリスクを負わずヤミテンに。

 

 

親番でしっかり高打点を決め、3回戦のトップをもぎ取った。
1日を終えての成績は画像の通り。

 

 
 

 

藤島が4回戦に4着でポイントを減らすも+55.0Pの大きな加点で昇級圏へ浮上。
和久津も+24.0Pで当面の目標を昇級に設定することに成功した。

 

 

「次節は上位の一井さんとやることになるので大きな山場かなと。ただ、まだ4節あるので意識しすぎずしっかり打ち切りたいと思います。」

 

 

「次は対応型(白鳥、内川、石渡)だらけの卓ということで、無邪気にいこうかなと。上目指して頑張ろうと思います。」

次回A2リーグの放送は10/19(火)17時~。
対局者は内川幸太郎、一井慎也、魚谷侑未、仁平宣明。
解説は柴田吉和が務めます。

次回も是非お楽しみに!

(文・浜野太陽)