プロリーグ(鳳凰戦)レポート

第38期鳳凰戦A1リーグ第11節C卓レポート

【西川が1人浮きトップ 黒沢、H柴田ともに順位をキープ】

 

 

本日の対局者は
2位 黒沢咲
4位 HIRO柴田
11位 西川淳
12位 瀬戸熊直樹

 

 

1回戦東4局2本場。親番の西川に超大物手の4巡目リーチ。これを高めの四万ロンの18,600(+1,000)で決めた西川が1回戦トップ。

 

 

2回戦。H柴田の三索六索九索先制リーチに追いついた黒沢が五万八万で追っかけリーチ。

 

 

黒沢が2,100・4,100(+1,000)ツモアガリ。2回戦トップをとる。

3回戦東2局1本場。瀬戸熊にチャンス手。三色確定でドラ二万西のシャンポン待ち。しかしこの七索

 

 

H柴田のダブ東ドラ、5,800は6,100のロン牌。

3回戦の山場は続く2本場。
最初のテンパイはH柴田。是非一万でアガリたい手だがなかなかこぼれず、終盤にツモ切りリーチ。

 

 

同巡に黒沢もテンパイ。タンピン三色確定の三万六万追っかけリーチ。

 

 

瀬戸熊はメンホン七対子白単騎のヤミテンを入れていたが、ここで3軒目のリーチに踏み切る。

 

 

結果は西川のアガリ。瀬戸熊のロン牌でもある白ツモ。800・1,600は1,000・1,800(+3,000)で3人の勝負手をまとめてかわす。

 

 

3回戦のトップはH柴田。南2局にリーチツモ七対子の白単騎、3,200オールが決定打となった。

 

 

苦戦が続く瀬戸熊、南3局には南を切ればカン六筒テンパイから、五筒七筒外しのテンパイ取らずとして、シャンポンリーチで高めのダブ南で2,000・3,900のツモアガリ。

 

 

オーラスはカン七万リーチをツモって3,900オールで原点まであと100点に迫るが、1本場は脇移動。

4回戦は南3局にツモ三暗刻ドラの2,000・4,000をアガった西川が本日2回目のトップ。

 

 

 

 
西川は嬉しい卓内1人浮き、瀬戸熊と約80の差をつけての残留ポジションをキープとなった。
黒沢はH柴田との差を保って2位キープ。苦しい山場をまた1つ超える事に成功した。

 

 

次回A1リーグ第12節A卓
2021/10/27(水) 17:00

吉田直
沢崎誠
杉浦勘介
古川孝次

実況 古橋崇志
解説 山田浩之

(文:編集部)