プロリーグ(鳳凰戦)レポート

第38期鳳凰戦A2リーグ第8節C卓レポート

昇級争い激化!第38期鳳凰戦A2リーグ第8節C卓

11月16日(火)、第38期鳳凰戦A2リーグ第8節C卓が放送された。
対局者は石渡正志、内川幸太郎、和久津晶、白鳥翔。

 

 

 

昇級を争う石渡・白鳥、そこに大きくプラスして食い込みたい和久津。内川は残留のため、大きくプラスというよりは負けたくない気持ちの強い節だ。
1回戦は東1局から、石渡がここまでの好調さを表すようなメンゼンホンイツ七対子のツモアガリ。

 

 

待ち選択もあったが、出アガリ狙いの南待ち地獄単騎ではなく八筒単騎のツモ。インタビューでもこの場面の話題となり「無難に入れたかなと」と感触を語った。
一方、共に昇級を争う白鳥も好プレーを見せる。3回戦南3局、リーチを受けて単騎待ちかペン七筒待ちかを選べる場面。

 

 

八筒九筒が現物であり、解説の藤崎は「安全にテンパイを取り続ける意味でも単騎待ちに取るのがセオリー」と話したが、ここはペン七筒に取り、見事1,300・2,600のツモアガリ。

 

 

藤崎も「七筒によっぽど自信があったっていうことですからね。見事としか言いようがないですね」と絶賛するアガリとなった。

対局終了時の成績は画像の通り。

 

 

 

先述の好プレーを見せた石渡・白鳥がポイントを伸ばし、2〜4位が15P以内という接戦に。

 

石渡「ツイートをした時イイネやコメントをくださる方が増えてきて、そういう方々のおかげで今日は踏ん張れました。鬼的な戦い方をあと3節していきます。」

 

和久津「次もしチャンスがあれば2・30P浮いて(昇級の)チャンスを残したいです。次も、待ってるの苦手なんでゴチャゴチャしようと思います。」

 

内川「次が正念場だと思います。残り2節で+30Pくらいできれば(残留が)安泰だと思うので、そこを目指していきたいと思います。」

 

白鳥「とりあえず今節脱落しなくてよかったと思います。最終節で上位卓に入れるように、しっかりポイントを伸ばして昇級したいと思います。」

 

次A2リーグの放送は11/23(火)17時〜。
対局者は伊藤優孝、山田浩之、魚谷侑未、高橋良介。解説は紺野真太郎が務めます。
次回も是非お楽しみに!

(文・浜野太陽)