プロリーグ(鳳凰戦)レポート

第38期鳳凰戦A2リーグ第8節D卓レポート

魚谷侑未、残留ボーダー上までひとっ飛び!第38期鳳凰戦A2リーグ第8節D卓

11月23日、第38期鳳凰戦A2リーグ第8節D卓が放送された。
対局者は伊藤優孝、山田浩之、魚谷侑未、高橋良介。

 

 

 

ポイントを伸ばして昇級争いに絡みたい高橋と、残留を争う3名というメンバー。

最初に大物手を決めたのは山田。東2局に三色確定のリーチ!

 

 

高橋から中が放たれ、幸先の良い8,000のアガリに。しかし山田自身「良い入りだったのに台無しにした」と振り返るのが1回戦南2局。

 

 

一万四万七万待ち、高目タンピン三色のリーチ。魚谷から一万が打ち出されるも、これを見逃し!跳満ツモを狙うも…

 

 

 

魚谷の追いかけリーチに8,000の放銃。インタビューでは「ヤミテンの選択肢が浮かばなかった時点でかかっていた」と振り返った。
このアガリから水を得た魚のような状態となった魚谷。1回戦は+49.4Pのトップと、今期の不調を一気に覆すスコアに。さらに2回戦では七対子ドラドラなどアガって連勝。

 

 

 

3回戦ではオーラスに伊藤がアガリ続け1人浮きを狙うも、最後には全員テンパイを制した魚谷が浮きの2着を確保。

 

 

4回戦には役ホンイツチャンタの7,700で3勝目を決め、+96.3Pの大勝を持ち帰ることとなった。
対局終了時点のトータルポイントは以下の通り。

 

 

 

伊藤「プロリーグは力が出るからね、力が衰えた痛感はしてるんだけど、あと3回奇跡を信じてね」

 

山田「次は負けたら終わりみたいな勝負ですね。あと5、60P浮いて勝負という感じになればいいかなと思います。とりあえずプラスすることを目標に頑張ります。」

 

高橋「今日は上を意識しすぎて縮こまってしまったようなところがありました。次が上を狙う最後のチャンスと思って頑張ります。」

 

魚谷「気分的には100年くらいマイナスしてた気持ちだったんですけど嬉しいです。1回16位になってから公式ルールの練習を増やしてしっくりくる麻雀が打てるようになったので、自分も応援してくださる皆様も納得してもらえる麻雀を打って結果を迎えたいと思います」

次回A2リーグの放送は11/29(月)17時〜。
対局者は石渡正志、ダンプ大橋、一井慎也、高橋良介。
解説はHIRO柴田が務めます。

次回も是非お楽しみに!

(文・浜野太陽)