プロリーグ(鳳凰戦)レポート

第38期鳳凰戦A2リーグ第9節D卓レポート

和久津晶が卓内トップで昇級を視野に!

12月7日(火)、第38期鳳凰戦A2リーグ第9節D卓が放送された。
対局者は伊藤優孝、仁平宣明、和久津晶、古橋崇志。

 

 

 

残留を目指す伊藤・仁平・古橋が一度に同卓。
和久津は下位争いに巻き込まれることだけは避けたいが、好調であれば是非とも上位を目指したいところ。しかしそんな思いとは裏腹に、和久津は初戦から苦しく尻に火がつく展開となった。
1回戦東2局、ドラポンの古橋へ7,700の放銃。

 

 

 

オーラスにドラをツモれば3着浮上というリーチをかけるが、そのドラを2枚内蔵した古橋へ5,800の放銃。

 

 

次に連続の4着ならばいよいよ下位の争いに巻き込まれるところであったが…2回戦南2局に起死回生のアガリ。

 

 

リーチピンフツモ三色の4,000オール(二筒をツモ)で、この回トップ。3回戦も浮きの2着で繋ぎ、4回戦では大物手を連発。

 

 

好配牌をまとめての2,600オール、

 

 

リーチピンフ三色の7,700、

 

 

役役ホンイツの8,000で約6万点のトップに。1日を通し+42.0Pという快勝で、残留が安泰なポジションへと昇り詰めた。

1日終了時点のトータルポイントは以下の通り。

 

 

 

和久津は初戦の苦しい状況からの大復活で会心の1日となり、次節は一旦昇級を狙った戦い方となりそうだ。
一方、残留を目指す他3名には厳しい1日に。

 

伊藤「できるだけ頑張るけどね、エンジンがぱっとしないし。希望はね、トップとれたからね。次回また頑張ります」

 

古橋「あと7、80は勝たないとまずいと思っています。今期は内容が悪く落ちて当然かなと思っているんですけど、もちろん最後まで諦めずしっかり頑張ります。」

 

仁平「次は明石さんに並ぶかまくるつもりで頑張ります。」

 

和久津「次も昇級目指したいんですが1回戦にでっかく転ばないように様子を見ながら、最後まで諦めないように頑張ろうと思います。」

 

次回A2リーグの放送は12/13(月)17時〜。
対局者は明石定家、仁平宣明、白鳥翔、高橋良介。解説は柴田吉和が務めます。次回もお楽しみに!

ご視聴はこちらから!

(文・浜野太陽)