プロリーグ(鳳凰戦)レポート

第39期 A1リーグ 第3節A卓レポート

【第39期鳳凰戦A1リーグ第3節A卓 H柴田が+39.1Pで暫定首位へ】

この日の対局者は
HIRO柴田
一井慎也
藤崎智
前田直哉

 

 

 

3位スタートのH柴田は、白をポンした1シャンテン。浮かせていたドラ一万を重ねて2,100オールをツモって1回戦トップ。

 

 

3回戦東4局の親番には五索単騎の七対子でリーチを打ち、3,200オール。

 

 

4回戦ともプラスと安定感抜群の内容で暫定首位に。

HIRO柴田
開始前 +52.1P (3位)
第3節 +39.1P ①②②②着
トータル +91.2P (1位)

 

 

なるべく早めに降級枠を抜け出したい一井。1回戦オーラスはリーチツモ三暗刻で浮きの2着。

 

 

2回戦には発トイトイ三暗刻。高めの南をツモって跳満となりトップ。

 

 

3回戦もトップ目を走っていた一井だが、東4局に三色確定のカン五万待ちリーチを打つと

 

 

H柴田に待ち牌の五万を暗カンされた上に放銃。ここを境に苦しい時間に突入。思うようにポイントが伸びなかった。

一井慎也
開始前 +▲64.8P (11位)
第3節 +2.2P ②①43 着
トータル ▲62.6P (11位)

 

 

3回戦を終えて▲37.0Pと苦戦していた藤崎だが、4回戦東2局にタンヤオピンフイーペーコー確定の五万八万リーチ。一井から7,700をアガると

 

 

親番では七対子ドラドラテンパイ。直前に切られた九万単騎でヤミテン。9,600を前田からアガってトップを取り、マイナスを少し返した。

 

 

藤崎智
開始前 ▲26.2P (10位)
第3節 ▲16.1P 433①着
トータル ▲42.3P (10位)

 

 

1回戦はオーラスにツモられて浮き2着から3着落ち、2回戦はラス。もどかしい前半戦でマイナスしていた前田。3回戦もラス目だったが、東3局3本場にリーチドラ3をアガって原点復帰。

 

 

二の矢が続かず親番が落ちた南3局。ツモ南メンホンドラドラ、跳満ツモで3回戦はトップ。実況古橋は前田の事を「3回戦の男」と言うが、慎重な入りをする前田はスロースターターなのかも知れない。

 

 

4回戦は藤崎のツモ山にあった九万をH柴田の大明カンで掴まされてしまい、9,600の放銃で4着となった。

 

 

前田直哉
開始前 +16.9P (4位)
第3節 ▲25.2P 34①4着
トータル ▲25.2P (6位)
 

 

次回A1第3節B卓は
2022/5/25(水) 16:00

黒沢咲
近藤久春
杉浦勘介
西川淳

実況 古橋崇志
解説 森山茂和

ご視聴はこちら!

 

 

(文:吾妻さおり)