第39期 A2リーグ 第3節D卓レポート
2022年06月28日
古橋崇志、もやもやの1日!A2リーグ第3節D卓レポート
6月21日、第39期鳳凰戦A2リーグ第3節D卓が放送された。
対局者は山田浩之、内川幸太郎、古橋崇志、客野直。
直近でA2リーグ連続在籍が山田7期、内川6期、古橋・客野5期と、常連となりつつある4名。
1回戦は全員が高打点を成就する激しい展開に。東1局、内川が高目のツモで2,000・4,000。
東3局、古橋がドラと發のシャンポンリーチで2,000・4,000。
山田は5,800の放銃がありながらも、南3局1本場には受けつつの手組みで望外のドラ暗刻のアガリ。
オーラスにはツモれば6,000オールのリーチも、客野が地獄単騎の七対子ドラドラで押し返し2,000・4,000。
全員が満貫のアガリを決める中、4着に沈んでしまった山田であったが、2回戦では低打点のアガリを重ねてトップを獲得。
3回戦東2局は3人テンパイを制し、安目ながら2,000・3,900。
さらに東3局にダブ東ドラの2,600オールをツモアガリ…
2回のトップを獲得。ポイントをプラスにまとめた。
一方で終始苦しんだのは古橋。インタビューでは2回戦東3局の手順について後悔を語った。
(テロップは誤りでドラは)
リーチタンヤオピンフドラを見て、ドラは1枚切る構想の打。
セオリー通りの打牌にも思えるが、この後裏目のを先に引いてしまってから、テンパイ打牌のドラが親への放銃というもやもやする結果に。
古橋のもやもやはこれに留まらなかった。3回戦東4局、親番で内川のリーチを受けてこの形。
現物は1枚もなく、トイツのもまだ場には出ておらず、内川の役牌。とりあえず自身の手を進める打とすると、これが高目の放銃。
リーチピンフ一通ドラの8,000。
さらに南2局3本場、親の内川のの仕掛けを受けてこの形。
マンズの高さから先に処理したが…
内川へ5,800の放銃。どちらも非常にもやもやする結果となり、2〜4回戦は4着に沈む結果となった。
4回戦終了時点のトータルポイントは画像の通り。
古橋が▲87.3Pと苦しい1日。内川が+36.8Pで暫定トータル首位に。
次回A2リーグの放送は6/28(火)。
対局者は石渡正志、紺野真太郎、山田浩之、三浦智博。解説は和久津晶。
次回も是非お楽しみに!
(文・浜野太陽)
カテゴリ:プロリーグ(鳳凰戦)レポート