プロリーグ(鳳凰戦)レポート

第39期 A2リーグ 第3節D卓レポート

古橋崇志、もやもやの1日!A2リーグ第3節D卓レポート

6月21日、第39期鳳凰戦A2リーグ第3節D卓が放送された。
対局者は山田浩之、内川幸太郎、古橋崇志、客野直。

 

 

直近でA2リーグ連続在籍が山田7期、内川6期、古橋・客野5期と、常連となりつつある4名。
1回戦は全員が高打点を成就する激しい展開に。東1局、内川が高目のツモで2,000・4,000。

 

 

東3局、古橋がドラと發のシャンポンリーチで2,000・4,000。

 

 

山田は5,800の放銃がありながらも、南3局1本場には受けつつの手組みで望外のドラ暗刻のアガリ。

 

 

オーラスにはツモれば6,000オールのリーチも、客野が地獄単騎の七対子ドラドラで押し返し2,000・4,000。

 

 
 

 

全員が満貫のアガリを決める中、4着に沈んでしまった山田であったが、2回戦では低打点のアガリを重ねてトップを獲得。
3回戦東2局は3人テンパイを制し、安目ながら2,000・3,900。

 

 

さらに東3局にダブ東ドラの2,600オールをツモアガリ…

 

 

2回のトップを獲得。ポイントをプラスにまとめた。
一方で終始苦しんだのは古橋。インタビューでは2回戦東3局の手順について後悔を語った。

 

 

(テロップは誤りでドラは五筒

リーチタンヤオピンフドラを見て、ドラは1枚切る構想の打六索
セオリー通りの打牌にも思えるが、この後裏目の七索を先に引いてしまってから、テンパイ打牌のドラが親への放銃というもやもやする結果に。

 

 

古橋のもやもやはこれに留まらなかった。3回戦東4局、親番で内川のリーチを受けてこの形。

 

 

現物は1枚もなく、トイツの南もまだ場には出ておらず、内川の役牌。とりあえず自身の手を進める打九万とすると、これが高目の放銃。

 

 

リーチピンフ一通ドラの8,000。

さらに南2局3本場、親の内川の白の仕掛けを受けてこの形。
マンズの高さから先に処理した三万が…

 

 

 

内川へ5,800の放銃。どちらも非常にもやもやする結果となり、2〜4回戦は4着に沈む結果となった。

4回戦終了時点のトータルポイントは画像の通り。

 

 

 

古橋が▲87.3Pと苦しい1日。内川が+36.8Pで暫定トータル首位に。

次回A2リーグの放送は6/28(火)。

対局者は石渡正志、紺野真太郎、山田浩之、三浦智博。解説は和久津晶。
次回も是非お楽しみに!

ご視聴はこちら!

(文・浜野太陽)