プロリーグ(鳳凰戦)レポート

第39期鳳凰戦B1Select前期第4節レポート

【第39期鳳凰戦B1リーグSelect前期第4節 福光が卓内トップ】

本日の対局者は
福光聖雄
福島佑一
滝沢和典
前原雄大

 

 

1回戦南2局。福光は二索を暗カンし、ドラ暗刻の二万五万八万リーチ。

 

 

親番前原が五万単騎のテンパイを入れていたが、二索五索四索七索に待ちかえ。福光は満貫のアガリで1回戦トップを取ると

 

 

2回戦では同じように福島の待ちかえ打牌一筒を捕らえてチャンタドラ3の7,700で2連勝。

3回戦ではラスを引くが、4回戦を1人浮きトップを決めて4戦3勝で福光が卓内トップ。

 

 

残留ラインの13位で4節目を迎えた福島は、同卓で14位の前原より上の着順を取りつつ降級ラインから離れたい。
3回戦は東4局の時点でラス目となっていたが

 

 

タンヤオピンフ三色ドラドラを高めの八索ロンで跳満のアガリで浮き2着。

福島はトップこそなかったものの、降級ラインに56.3ポイント差を付け、最終節少しのマイナスなら残留出来そうな位置に付けた。

 

 

1回戦は大きなラスを引いてしまった滝沢だが、3回戦は2回のツモアガリでトップ目に立ち

 

 

南1局3本場にはカン三筒をチーして2,000・3,900は2,300・4,200(+1,000)の加点で大きなトップ。

今節は僅かに沈んだものの、7位キープ。最終節は上を見て戦えるポジションに。

 

 

1回戦東1局。前原は福光の発ポン、九万チーの鳴きに対応しつつ

 

 

東単騎でリーチを打って満貫ツモ。抜群のアガリを見せてくれた前原だったが、本人には「福光君中心の受け手順」とインタビューで話しており、1回戦の入りは良くないと感じていたそうだ。
結局1回戦は福光に100点差でトップを取られてしまう。

2回戦にはカン七筒のツモ切りリーチを敢行。
しかし親番福光が宣言牌の白をポン。前原のツモ山にあった七筒を喰い取ってのオリ。結果的に前原爆発のきっかけを潰した形となった。

 

 

この局オリた福光の代わりに押し返したのが福島。前原はリーチタンヤオピンフドラの7,700は8,000の放銃。今節は福島との差を広げてしまったが、最終節は残留ラインまで45.2Pのビハインドを跳ね返しての残留を狙う。

 

 

次回B1リーグSelect前期第5節(最終節)は
2022/8/6(土) 11:00

※全卓同時刻開催のため2時間早い開始となります

前原雄大
菊田政俊
刀川昌浩
仲田加南

解説 藤崎智
実況 吉井優

ご視聴はこちらから!

(文・吾妻さおり)