プロリーグ(鳳凰戦)レポート

第39期 A2リーグ 第4節C卓レポート

上位陣がさらにポイントを伸ばす!A2リーグ第4節C卓レポート

7月12日、第39期鳳凰戦A2リーグ第4節C卓が放送された。
対局者は和久津晶、高橋良介、瀬戸熊直樹、古橋崇志。

 

 

1回戦は東1局に親の瀬戸熊が高橋のリーチをかわして連荘。すると1本場、その瀬戸熊が出アガリ24,000、ツモれば四暗刻のリーチ。

 

 

これが流局も、1本場ではカンチャン待ちのリーチをツモり2,000オール。

 

 

解説の勝又も「ここで止めないとまずい」と話すほど瀬戸熊のペースかと思われたが、ここは次なる大物手が発生する前に古橋がかわしていく。
瀬戸熊は4回戦の親番でもヤミテン5飜をリーチの選択など大トップへの足がかりを探すも、今回は僅かなプラスで次節以降に繋げた。

瀬戸熊と共にプラスを重ねたのは和久津。3回戦の親番ではメンゼンで連続の12,000をアガリ。

 

 

 

手牌が苦しい時にも牽制込みの仕掛けを入れるなど、隙のない麻雀で全体3位へ浮上。

高橋はいつも通り参加率の高い麻雀で局面に切り込むも、道中ハイテイを勘違いしてのチョンボ。

 

 

4回のトータルは丁度その分のマイナスとなった。

4名の中で最も苦しんだのは古橋。高打点テンパイがことごとく空振りに終わり、3回戦まで4着・3着・3着。

 

 

(ドラの西をポンしてリャンメンテンパイだったが流局)

 

 

(絶好の11,600ヤミテンも流局)

4回戦東2局1本場では、ようやくツモピンフドラドラの2,600オールをアガリ、素点は小さいながらもトップ。

 

 

マイナスを▲28.9Pに抑えた。

4回戦終了時点のトータルポイントは画像の通り。

 

 

 

上位陣の瀬戸熊・和久津がポイントを伸ばす結果となった。

次回A2リーグの放送は7/19(火)。
対局者は客野直、ダンプ大橋、柴田吉和、井出康平。
解説は藤島健二郎。

次回も是非お楽しみに!

(文・浜野太陽)