麻雀日本シリーズ レポート

麻雀日本シリーズ2021第1節レポート

【麻雀日本シリーズ2021開幕は協会矢島が好スタート】

 

 

今年も麻雀日本シリーズが開催の運びとなった。このタイトル戦の一番の魅力は最近活躍した麻雀プロが団体の垣根を超えて集結し、日本一を決める所にある。

【システム】
■一次予選
16人で全24回戦(各自6回戦)
下位4名が敗退

■二次予選
ポイント持ち越し
12人で全6回戦(各自2回戦)
下位4名が敗退

■プレーオフ
ポイント持ち越し
8人で全4回戦(各自2回戦)
上位4名が決勝進出

■決勝
ポイントリセット
全4回戦

【ルール】
30,000点持ち30,000点返し
順位点は
1位+15,000点
2位+5,000点
3位▲5,000点
4位▲15,000点
一発・裏ドラあり。赤ドラはなし。
箱割れ終了なし。
3万点持ちの3万点返し。
途中流局なし。
オーラスの親のアガリやめなし。
その他WRCルールに準ずる。

解説は前田直哉
実況は日吉辰哉。

 

 

【1回戦】

 

 

勝又健志
柴田吉和
佐々木寿人
矢島亨

1回戦は東場で3度のアガリを決めた矢島がトップ。

 

 

リーチツモ七対子ドラドラの跳満をツモった柴田が2着。

 

 

【2回戦】

 

 

内川幸太郎
多井隆晴
河野高志
近藤誠一

2回戦の勝負処は東1局1本場。親番内川の3フーロに多井がドラを切ってリーチ。ペン三索を引いた河野のピンフ三色ドラ確定で追っかけリーチに出る。

 

 

結果は多井が3,900(+1,300)のアガリ。

 

 

オーラスに中三暗刻ドラの12,000をアガった近藤が2着。

【3回戦】

 

 

醍醐大
近藤誠一
本田朋広
矢島亨

東3局に親番本田がドラ単騎七対子のリーチ。これに飛び込んだのは矢島。

 

 

裏ドラも乗って18,000の放銃となる。
しかし、1本場で発中ホンイツをアガリ返した矢島は、その後もアガリ倒して逆転トップをもぎ取る。

【4回戦】

 

 

藤崎智
醍醐大
沢崎誠
瀬戸熊直樹

南2局に藤崎が5巡目ツモり四暗刻のリーチ。山には中が1枚残っている。道中九筒一万を暗カンすると、親番醍醐から追っかけリーチが入る。

 

 

結果は醍醐が三索ツモ。裏ドラは乗らず、2,600オール(+1,000)のアガリでトップ目沢崎に迫ると、オーラスは僅か2巡で決着。

 

 

ダブルリーチ一発ツモピンフドラの跳満をアガった醍醐が逆転トップとなった。

 

 

次回麻雀日本シリーズ2021は6月20日(日)14:00対局開始。
第2節からは白鳥翔、木村和幸、山田浩之も出場予定。