麻雀日本シリーズ レポート

麻雀日本シリーズ2021第4節レポート

【麻雀日本シリーズ2021第4節 白鳥が連勝で首位に】

第3節までの成績と、日本シリーズのシステムを掲載する。

 

 

【システム】
■一次予選
16人で全24回戦(各自6回戦)、下位4名が敗退
■二次予選
ポイントを持ち越し、12人で全6回戦(各自2回戦)、下位4名が敗退
■プレーオフ
ポイントを持ち越し、8人で全4回戦(各自2回戦)、上位4名が決勝進出
■決勝
ポイントをリセットし、全4回戦

本レポートは、この日2戦2勝の白鳥視点でお送りしたい。
まずは本日初戦の13回戦東2局、3本の供託と木村のリーチ。
そして白鳥自身のリーチで、場に溜まったリーチ棒は5本。
供託×白鳥のコラボレーションに、北は池袋から南は新宿まで大盛り上がり。

 

 

 

しかし、木村に回収される。

 

 

続く東3局、山田のリーチへの放銃は、リーチのみが一発と裏2でなんと満貫に。

 

 

劣勢を感じていたと思うが、ターニングポイントとなったのは、南1局だった。
カンチャン、ドラ待ちのガラクタリーチだが、3者を降ろし1人テンパイを得ると、風向きが変わる。

 

 

南2局1本場、3巡目リーチ。安目だがツモって1,300・2,600。

一万 上向き二万 上向き二万 上向き三万 上向き三万 上向き五万 上向き五万 上向き三筒 上向き四筒 上向き五筒 上向き五筒 上向き六筒 上向き七筒 上向き リーチ ツモ四万 上向き ドラ一万 上向き 裏六万 上向き

南3局親番、7巡目リーチ、2,000オール

二万 上向き三万 上向き四万 上向き六万 上向き八万 上向き三索 上向き四索 上向き五索 上向き三筒 上向き四筒 上向き五筒 上向き八筒 上向き八筒 上向き リーチ ツモ七万 上向き ドラ六筒 上向き 裏九筒 上向き

南3局1本場、8巡目リーチ、一発ツモの4,000オール。

二万 上向き三万 上向き四万 上向き七万 上向き七万 上向き七万 上向き三索 上向き四索 上向き四索 上向き五索 上向き六索 上向き七筒 上向き七筒 上向き リーチ 一発ツモ五索 上向き ドラ中 裏三索 上向き

と3局連続の早いアガリ。一気に突き抜け、13回戦目をトップ。

14回戦も好調のまま迎えたオーラス、勝又とのトップ争いは、ツモは同点、直撃なら逆転。
トータルスコアを考えると、2着でもよかったが、幸運にも直撃。
3枚目を持ってきてしまった勝又は苦笑い。

 

 

 

 

今回で7期目となったこの麻雀日本シリーズ、白鳥は2、3、4、6期と過去4回出場し、3回も決勝に残っている。
今日の連勝で決勝進出も濃厚となり、『日本シリーズはわかってしまった。』などと豪語してないかなとTwitterを見てみると、そこには現状に浮かれていない白鳥の姿があった。

 

 

 

 

麻雀日本シリーズ2021第5節は、10/30 14:00より対局予定。
お楽しみに。

(文:福光聖雄)