麻雀日本シリーズ レポート

女流プロ麻雀日本シリーズ2022 第7節レポート

【女流プロ麻雀日本シリーズ2022第7節 魚谷が決勝進出確定 2位〜13位はプレイオフへ】

第7節は予選最終節。
全員が7回戦を打ち終え、1位は決勝ジャンプアップ。2位〜13位はプレイオフへ。14位〜16位は敗退となる。

ルール詳細と開始前の成績表はこちら

 

 

本日の組み合わせは24回戦までの成績をもとに決められている。

 

【25回戦】

 

東2局。親番黒沢が七対子白単騎リーチ。メンホン1シャンテンの岡田から一発で出て9,600をアガると

 

 

1本場はダブ東ドラドラ、12,300を内間から

2本場はリーチダブ東メンホン、18,600を亜樹からと3人からのロンアガリで圧勝。

南3局、亜樹が中加カン、内間がドラの七索暗カン。

新ドラは七筒七万となり、内間はドラ8枚の超勝負手となった。

 

 

しかし二索をツモ切ると親番亜樹がロン。
内間から4,800の直撃でラス抜け。

黒沢、岡田、亜樹、内間の並びで25回戦が終了。

 

【26回戦】

 

東1局に高宮がフリテンリーチ。三筒ツモで高め345の3,000・6,000を決める。

宮内も役なしテンパイを外してフリテンリーチ。五索ツモで高め三色を決め返す打撃戦に。

 

 

ラス前には瑠美がリーチツモ南ドラでトップ目に立つも、オーラスは親番の宮内が4,000オールツモで連荘。

 

 

オーラス1本場。和久津が6巡目にさらりと超高めの八万をツモって総捲り。

26回戦は和久津、瑠美、宮内、高宮の並びで終了。

 

【27回戦】

 

東1局の親番で連荘しトップ目にいた仲田が東4局1本場に四万七万リーチ。
しかし、川原のドラ単騎追っかけリーチに捕まり8,300(+1,000)に放銃すると

 

 

南1局の親番では魚谷のリーチに真っ向勝負し、リーチ発ドラ4の12,000の放銃。魚谷はこのアガリでトップを決め、暫定首位に。

南2局1本場。仲田はノミ手のリーチを打つが、七万を暗カンして新ドラが雀頭の九万。リンシャンツモが五筒で跳満ツモ。一撃で中盤の失点をリカバリーして2着に。

 

 

27回戦は魚谷、仲田、川原、菅原の並びで終了。

 

【28回戦】

 

唯一明確なポイントが見える28回戦。逢川は1位魚谷と24.8P差。魚谷をかわせば決勝ジャンプアップなので、当然狙ってくるだろう。東城は14位菅原に対して52.4Pのリードがある。プレイオフに向けて加点を狙いつつ、菅原を下回る展開を避ける事。

東2局1本場、親番逢川が七万九万リーチ。佐月の仕掛け、東城の追っかけリーチを制してアガると裏ドラが2枚乗り18,300(+2,000)。

 

 

トータル首位に立った逢川はアガれば決勝のテンパイを入れていたが、オーラス親番の東城が2,600オールをツモ。トップを捲られてしまう。

 

 

なるべく加点したい東城が親番を繋いでいたが、3本場で日向が発白ホンイツドラ、満貫ツモで逆転トップ。

 

 

28回戦は日向、東城、逢川、佐月の並びで終了。

 

 

以上の結果により、魚谷の決勝進出が確定。
2位〜13位はプレイオフ進出。
14位〜16位は敗退となった。

 

 

女流プロ麻雀日本シリーズ2022
プレイオフ第1節はこちらから!
2022/3/11(金)13:00

実況 梅中悠介
解説 藤崎智・白鳥翔

(文:編集部)