第17期女流桜花入れ替え戦1st stageレポート
2022年11月10日
入れ替え戦1st stageに出場した選手は
後藤咲(女流桜花Bリーグ5位)
早川林香(女流桜花Bリーグ6位)
大久保朋美(女流桜花C1リーグ2位)
蒼木翔子(女流桜花C2リーグ1位)
の4名。
上位1名だけが入れ替え戦2nd stageに進むことができ、そこで勝ち上がると来期Aリーグ入りとなります。
1回戦大久保と蒼木の攻めに苦しんでいた後藤でしたがオーラスにリーチ・ピンフ・三色をアガって一矢報いると
2回戦から反撃開始。
チャンタ三色ドラ1の12,000を皮切りに親番で連荘していくと
最大7本場まで到達して60,000点オーバーの一人浮きのトップで一気に1st stage突破に近づきます。
沈みになった3回戦ではオーラスにラス抜けの1,300・2,600を決めて、他3人と40ポイント以上離す理想的な並びを作って後藤有利な状況で最終戦に進みます。
後藤と3万点差のトップラス以上の結果が必要な他3人の争いは東場で大きく加点した大久保が後藤への挑戦権を獲得すると
8.5ポイント差と接近してきた大久保から先制リーチ。
守ってばかりでは一人通過の試合は勝ち切れないと、ここが勝負所と判断した親番の後藤。
打点も待ちも申し分ない形を作って追いかけリーチと打ってでました。
この直接対決で大久保から11,600を直撃して勝負あり。
入れ替え戦1st stageからの勝ち上がりは後藤咲に決まりました。
<入れ替え戦1st stage最終結果>
後藤+57.1P 大久保▲2.4P 早川▲9.3P 蒼木▲45.4P
(文:越野智紀)
カテゴリ:女流プロリーグ(女流桜花) レポート