女流プロリーグ(女流桜花) レポート

第17期女流桜花入れ替え戦2nd stageレポート

入れ替え戦2nd stageに出場した選手は

 

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Aの席を死守したい菅原千瑛(Aリーグ13位)
Aに返り咲きたい蒼井ゆりか(Bリーグ4位)
初のA入りを狙う手塚紗掬(C1リーグ1位)と後藤咲(1st stage勝ち上がり)

の4名。

 

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まず好スタートを切ったのが手塚。

 

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満貫級の手を次々とアガってトップを取ると、

 

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2回戦でもその勢いは止まらず。

 

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一人浮きの状況からダメ押しの追加点を狙ってリーチにいくと、ドラの一筒持ってきて暗カン。

これをツモられて特大トップの連勝を許せば残り2戦での逆転は厳しいと抵抗したのが後藤。

 

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終盤で追いつきリーチを敢行すると、高めの東を手塚が掴んで7,700のアガリ。
手塚優勢に傾きかけた状況を一旦引き戻しました。

 

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ここから勝負の行方は混沌を極め、追いつきかけた後藤は菅原に満貫を打ち込み一歩後退。

 

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3回戦では菅原・蒼井が手塚を4着に抑えてのトップ2着で4人全員にチャンスがある最終戦勝負となりました。

 

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混戦模様で局が進んでいき最終戦南1局、親番の菅原がリーチ・ツモ・タンヤオ・ドラ1の4,000オールで抜け出すと

 

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2番手の手塚から中ホンイツで7,700は8,000の直撃。

 

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次局には繰り上がりで2番手に上がった後藤との2軒リーチを制して盤石の状況を出来上がっていきます。

子の後藤と蒼井に役満級の条件を突きつけて迎えたオーラス。
ここまでくれば親の手塚との一騎討ちの状況で

 

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アガればAリーグの菅原は九索をチーして三色狙い。
自身にドラがトイツであり、親からの反撃を受けても大怪我する確率が減っていることは好材料と積極的に仕掛けていきます。

 

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親の手塚にもテンパイが入りましたが、最後のツモで七筒を引き当て菅原の勝ち。

入れ替え戦2nd stageを勝ち上がり、来期Aリーグ最後の1枠は菅原千瑛に決まりました。

<入れ替え戦2nd stage最終結果>
菅原+39.7P 後藤▲1.0P 手塚▲12.6P 蒼井▲26.1P
(文:越野智紀)