女流プロリーグ(女流桜花) レポート

第18期女流桜花Aリーグ第3節B卓レポート

第3節B卓に出場した選手は

 

 

高宮まり・二階堂瑠美・廣岡璃奈・北條恵美の4名。

この日は最下位スタートだった北條の反撃のターン。
1回戦のオーラスにアガって滑り込みで浮きを確保すると

 

 

2回戦の東1局。
高宮との2軒リーチを高めツモで制して6,000オールをアガリ

 

 

2,600は2,700オールの追加点で盤石の体勢を作り1人浮きのトップを奪いました。

北條の猛攻の煽りを喰らい、2回終わって60ポイント近く負けていた瑠美でしたが、3回戦でトップを取ると続く4回戦では

 

 

東1局にチャンス到来。
四暗刻一本狙いでテンパイ取らずの五万切りが上手くハマり、その後に残した九索を重ねてリーチを打つと

 

 

見事に四暗刻を成就させて16,000オール。

その後も攻め手を緩めず加点していった瑠美は

 

 

役無しのヤミテンからテンパイ外し、ピンフ高め三色に変化してからリーチをかけると

 

 

高宮から出た安めの三索をスルー。
ツモった三索は渋々採用して1,300は1,400オールのアガリ。

 

 

まさに独壇場で、瑠美の持ち点はちょうど100,000点に到達。

この激しい対局はこれで終わらず

 

 

南4局、九蓮宝燈テンパイの廣岡が六万を切ると

 

 

箱下寸前から粘る親の北條の仕掛けに捕まり、一気通貫のみ1,500点。
そこから仕掛け続けて細かい連荘を重ね

 

 

6度目の仕掛けで遂に入った大物手。
タンヤオ・ドラ3のアガリで原点まで届き、本日の卓内トップの座を瑠美から奪い返しました。

 

 

<第3節B卓結果>
北條+52.5P瑠美+37.1P 廣岡▲41.1P 高宮▲48.5P

(文:越野智紀)