女流プロリーグ(女流桜花) レポート

第18期女流桜花Aリーグ第6節B卓レポート

第6節B卓に出場した選手は

 

 

魚谷侑未・高宮まり・鈴木彩夏・廣岡璃奈の4名。

 

 

1回戦を浮きの2着で終えた高宮は、2回戦東1局からツモ・イーペーコー・ドラ2で好スタートを切ると

 

 

南場でトップ目に立っていた鈴木から、決定打となる中ホンイツ一気通貫の跳満を直撃してトップを逆転。

 

 

3回戦では決定戦進出圏内のライバルである魚谷から、リーチ・イーペーコー・ドラ2を討ち取り、最終節・プレーオフに向けて有利な態勢を築く高宮に対し、

 

 

黙って相手の注文を受けていられない魚谷は、4回戦で中ドラ2の5,800を高宮から直撃して逆襲を開始。

 

 

高宮との浮き沈みの形が出来た東4局では、初打から四筒六万六筒と切り出し、配牌からオリているような手組みを見せた魚谷でしたが、

 

 

一本残した高打点の道に、次々と有効牌が馳せ参じて、純チャン・ピンフで8,000のアガリ。
その後も加点すると、4回戦で大きなトップを取って、今日のマイナスを取り返し決定戦進出圏内に踏み止まりました。

 

 

魚谷の回復でだいぶ削られた高宮でしたが、卓内トップはかわらず。
トータルでも2位に浮上して、最終節は上だけを見て戦える好位置まで躍り出ました。

 

 

<第6節B卓結果>

高宮+21.0P 魚谷+13.9P 鈴木▲4.4P 廣岡▲30.5P

(文:越野智紀)