女流プロリーグ(女流桜花) レポート

第18期女流桜花決定戦最終日レポート

【第18期 女流桜花決定戦最終日 優勝は魚谷侑未】

 

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第18期女流桜花決定戦対局者

魚谷侑未
高宮まり
白銀紗希
菅原千瑛

2日目終了時点で首位魚谷と2位高宮はほぼ並び。
白銀は2人を捲らなければならないもののポイント差はあまりないので十分射程圏内。
菅原はトータル+にならないと優勝争いに絡めないので、本日の早い段階で是非ともトップがほしい所。

 

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解説 HIRO柴田・伊達朱里紗
実況 部谷幸則

9回戦東1局。魚谷からリーチが入っている局面で高宮(親)もテンパイ。七万を勝負して追っかけリーチに出るが

 

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これが魚谷の高め567のロン牌で跳満放銃となってしまう。

南1局には菅原がドラの発をポンして2,000・3,900(+1,000)で浮きに。

 

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何とか魚谷を捲りたい菅原だが、魚谷は南3局1本場にも11,600は11,900を加点し、9回戦トップを取った。

 

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高宮とのトップラスを決めた魚谷は攻め手を緩めない。
10回戦東3局の親番では高め一通の六筒ツモで6,000オール(+1,000)。

 

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東4局は白銀と菅原の2軒リーチ。白銀が魚谷のテンパイ打牌二筒をロンで12,000(+1,000)の直撃を取るが、魚谷の2連勝は阻止出来ず。

 

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11回戦は高宮が1,300・2,600をツモってリード。

 

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南1局は白銀(親)が先制リーチ。
魚谷も勝負手が入り追っかけリーチ。
直撃チャンスと菅原も追いかけて3軒リーチとなるが

 

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魚谷が高めリャンペーコーの四索ツモで4,000・8,000(+2,000)のアガリ。

オーラスは菅原が魚谷から8,000直撃で逆転トップを取ったものの、魚谷は2位と100以上の差を築いて残り一戦となった。

 

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最終戦。3者が打点を狙って手組みはするものの、魚谷を大きく沈めるには至らず。

南3局には魚谷が自らアガリ、オーラスは全員ノーテンで流局。

 

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第18期女流桜花は魚谷侑未。
四度目の女流桜花戴冠となった。

 

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菅原「初日、2日目と1回もトップが取れなくて、最終戦にラスを引いて突き離されてしまったなと。優勝の良いご報告が出来なかったのは残念ですが、魚谷さんが本当にお見事だったなと思います。次こそはブイブイ言わせたいですね。応援ありがとうございました。」

 

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高宮「2日目くらいから厳しいとは思いましたが、自分なりにしっかり考えて出来たのかなとは思います。手ごたえを持って戦えたので、またチャンスを掴めると信じて頑張りたいと思います。ここまで応援してくださってありがとうございます。」

 

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白銀「初日があまり良くなくて、2日目ズルズル行った感があって、今日気合い入れ直して来たんですけど、魚谷さん強すぎです。来期リーグ戦から参戦になるのですが、しっかり準備して魚谷桜花に挑めるように頑張りたいと思います。応援ありがとうございました。」

 

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魚谷「最終日がすみません、ツキ過ぎてました。手が凄かったですね。いつも応援してくださるファンの方に何回でも優勝は届けたいと思っているので喜んでくれたらいいなと思っています。ウザい位に勝ってみんなの壁になり続けたいと思います。長い間ご視聴ありがとうございました。」

 

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第18期女流桜花

優勝 魚谷侑未
2位 白銀紗希
3位 高宮まり
4位 菅原千瑛

(文・吾妻さおり)