女流プロリーグ(女流桜花) レポート

女流プロリーグ(女流桜花) レポート/第7期 第1節レポート

昨年度まではAとB、2つのリーグだった女流桜花も、第7期となる今年度、ついにCリーグができました。
それに伴い、人数も 62 から 75 に。
人数の増加とともに重みも増したのか、Aリーグが行われる会場が、いつもと違う気がしたのは私だけでしょうか?
Aリーグの誰もが、今年こそはと狙うタイトル。現女流桜花は魚谷侑未。
プロ3年目の、まだあどけなさの残る女の子。
一夜にして女王の栄冠を手にした決勝戦は、ベテラン3人に囲まれながらの堂々とした戦いぶりだったと思います。
それを見た先輩は、追いつき、追い越してゆく姿に嫉妬し、後輩は1つの目標として羨望の目を向け、
そして、「連覇はさせない。次に勝つのは私だ」という想いを強くしたことでしょう。当然、私もその1人です。
私が掲げた当面の目標は、「まずは、プレーオフに残る!」
1節目は、「気負わずにいつもどおり」の予定。
私の対戦相手は、Aリーグで戦いなれた3人の安田 麻里菜 、仲田加南、吾妻さおり。
そして、Bリーグより2位で昇級を果たした、初顔合わせの野村 麻衣子 でした。
今回、大きくプラスしたのはその野村。
リーチや仕掛けで、場面をリードし、フィニッシュは全てツモで決めるスタイル。
あまりにも高い手のツモを繰り返し見せられたことで、私は恐れを感じさせられ、押せる所を押せずに、さらなる加点を許してしまいました。
2、2、3、3と不完全燃焼の不甲斐ない結果は、自分のせい。次回以降はこれを反省しなくてはなりません。
全体に目を向けると、野村、筒井の初昇級組は好発進を決めましたが、第1期女流桜花、Aリーグに返り咲いた優木は苦しいスタートに。
さらには、決勝組の清水、安田も負けた傷がまだ癒えてないのか、同じく苦しいスタートとなりました。
次回以降は、詳しい戦いぶりや、B、Cリーグの模様もレポートお伝えして行こうと思います。