女流プロリーグ(女流桜花) レポート

第7期 第4節レポート

朝降っていた雨が止み、曇り空の午後、少し肌寒いくらいの会場。
女流桜花第4節が始まりました。

Aリーグは別日対局の4人を除いて16名。
残り2節の目標は、それぞれに違うところです。

まずは、まさかの降級がかかった清水、優木、ジェンの卓で、四暗刻が出ます。

「8,000・16,000!!」

ツモったのは清水。親は暫定1位の矢口です。
矢口はそのまま30,000点を割りますが、今期、清水の状態の悪さは本物。
オーラス、親番の矢口に、24,000を返してしまいます。

それでも 50,000点のトップを取り、この日は+57.9P。
トータルで▲11.3Pまで持ち直し、まずまずといったところです。

矢口は+20.5P。プレーオフへの最初の切符は、手にしたと言っても良いでしょう。

私の注目は、今期Aリーグに上がったばかりの筒井です。
1から4節目までオールプラス、安定した成績を積み重ね、+116.7Pで3位。
プレーオフには必ず残ってくると予想していましたが、これ程とは…。

彼女はプロクイーン準決勝で惜しくも敗退。
涙ながらに、「女流桜花、頑張ります!!」と言っていたのであと1節、頑張ってほしいと思います。

変わって、私の卓では吾妻が絶好調!!
「リーチ」、「ツモ」の応酬で3連勝。一気に5位まで浮上しました。
逆に、私は大きく沈み、プレーオフはなんとか見える位置にいるものの、決勝卓は遠くなってしまいました。

結果を見てみると、上2人が150Pオーバー、次の2人も100Pオーバーと、Aリーグにしては荒れている様に思えます。
Bリーグの1位と2位は変わらず佐倉、南里です。
3位にいた平岡が6位に転落した替わりに、水木が5位まで上がって来ました。
親のリーチに現物のドラを切り、しっかりオリているところを見ると、自分のいる位置を把握しているのでしょう。

今期、絶不調の長内の卓では、激しい攻防が見られました。
中川の親番に、長内が四暗刻をツモ!!
すると今度は、長内の親番に中川が四暗刻をツモり返します。

結果は、終止押し切った長内が80,000点のトップ。
降級を免れるには、あと+60Pぐらいでしょうか。
意地を見せます。

Cリーグでは、立花がなんと+129.5P!!
トータルで+236.8Pと大きく抜け出します。

昇級は5位までですが、2位の月江から10位の内山までが70Pの差。
Bリーグに上がって来るのは誰か!?

まだまだ分かりません …。

最終節はもうすぐ。10月2週目の土曜日です。
私を含めて、今節沈んでしまった人も、落ち込んでばかりはいられません。
気持ちを切り替えて、それぞれの目標の為に必要な事を、しっかりやらなければなりませんね。