女流プロリーグ(女流桜花) レポート

第9期女流桜花第6節レポート 和泉 由希子

10月29日。
連日のバースデーでお疲れモードな私。
対局は夕方からなので、せめてゆっくり寝ていたいのに、トシのせいか無駄に早起きしてして、イライラする私。
心と体の状態はイマイチでしたが(T▽T;)

この日は女流桜花最終節! 大事な日!
気持ちだけは前を向いていたいなと思いつつ、会場に向かいました。

今回の対局者は、二階堂瑠美プロ、小宮山一美プロ、朝霧千裕プロ。
瑠美プロはプレーオフボーダー付近にいるものの、最終的に決勝に残る為にはなるべく大きなプラスが欲しい所。
小宮山プロは降級ポジションにいる為、なにがなんでも20P以上のプラスが必要。
朝霧プロは、遠くにプレーオフが見えるものの、現実的には約20P下に迫る降級ラインも気になる所。

そして私は・・・5節目を終えた時点で、プラス87.1P。
プレーオフ進出は問題なさそうですが、目標はその先の決勝です。
決勝に行けるのは上位3名なので、なるべくプラスを上積みして、プレーオフに臨みたい。

それではここで!
個人的に失敗したなーと思ってる2局だけご紹介しましょう(笑)

2回戦目東2局1本場

五万二索三索四索五索六索七索二筒三筒四筒五筒五筒中中  ドラ三万

この形から、打中
中頼りのヤミテンよりも、アガリやすく、親にダメージを与えるタンピン形を目指しました。

手作りとしては気に入ってるのですが・・・
この後、親に中を2枚も切られ、更にリーチが入り、勝負して四万で放銃しました。
分かりやすいアガリ逃しがあった以上は、ドラまたぎの四万は行き過ぎだったなと反省しています。

そして同じく2回戦目南2局。

五万六万七万七万七万八万九万九索五筒六筒六筒七筒七筒  ツモ四筒  ドラ九索

この形から私は四筒をツモ切ります。
ドラにこだわる気持ちも分からなくはないけど、後のアガリやすさを考えても、さすがに九索切りだったかなと。

ちなみにこの後、親からリーチが入り、私も四万を引いてテンパイするのですが、かなり長考しました(笑)
切り遅れた感じ満載のドラ。もちろん怖かったですが、これまでの麻雀を考えると、まっすぐ行かないと一貫性が無い気がしたので、九索切ってリーチを打ち、五筒をツモりました。
これは結果論にすぎませんが、戦う姿勢でいられたのは良かったかなと思います。

その他もろもろ、ミスも多かったですが。
なんとか、今節は34.4Pのプラスを叩く事が出来ました。

当初の目標はクリアできたし、着順的には3位から2位に上がり、少しホッとしたところで・・・

次回のプレーオフの相手を確認すると、二階堂亜樹プロ、和久津晶プロ、清水香織プロ。
なんて恐ろしいメンツなのでしょう・・・。

トータル4位の亜樹プロとは28P差なので、あっという間にひっくり返されてしまう数字だし。
6位と8位の和久津プロ、清水プロは、通常時でも攻撃型なのに、プレーオフは更にバシバシ突っ込んでくるであろう事が予想できるし。

しかも次回のプレーオフは、2つの卓が別々の日に行われます。
私の卓が先なので、ボーダーを合わされてしまう分、若干不利。

卓内トータルトップを維持できれば問題ないと思いますが、亜樹プロに捲られたりすると・・・。
別卓の結果次第で、決勝がかなり厳しくなってしまう。

それなら! 次回のプレーオフも、今のポイントを守ろうとして手が縮んでしまうよりは。
先を見て前を見て、戦う姿勢で攻めていこうと思います。
皆さん、応援して下さいね♪♪