女流プロリーグ(女流桜花) レポート

第10期女流桜花第2節レポート 清水 香織

開幕戦でマイナスした3人との対戦。
本調子の時より気持ちに揺らぎがあるであろう。
そこにつけこんでプラスを叩きたい。

そんな気持ちで迎えた第2節。
1、2回戦でマイナス40近く沈む。この時点で前回の貯金はほぼゼロ。
焦る気持ちを抑えて、2回で沈んだ点数は2回で取り戻したらいいよね。
と、気持ちを切り替えて臨んだ3回戦。

東場の親番でチャンス手。

一万二万三万七万八万九万九万九万南南  ポン白白白  ロン六万

まずは7,700のアガリ。続く次局も悪く無い。

一万九万一索三索九索三筒五筒六筒七筒八筒東東白白  ドラ三筒

多少のくっつきを見つつ、本線はホンイツ。
白東を早々に鳴けての早いテンパイ。

三筒三筒五筒六筒七筒八筒九筒  ポン白白白  ポン東東東  ロン七筒  ドラ三筒

この一戦でほぼ借りを返す形となった。

そして4回戦。3回戦で流れを掴んだかに思えたが乗り切れず。マイナスのまま迎えたオーラス。
テーマは浮き(原点越え)にまわる事。チャンス手を待ちながら、こまかく仕掛けて点数を重ねる。

1人浮きをキープしたいトップ目からリーチの声。
引く気はないので、ポンテンを入れる。

三索四索四索四索五索六索七索八索六筒七筒  ポン七万 上向き七万 上向き七万 上向き  ドラ一索

ここにツモ一索
この一索を打つかどうかは打ち手のタイプによって意見の分かれるところ。
私はどちらでも良いと思う。
6節+プレーオフの戦いの中で、どう調整していくかは個々の考え方次第だから。

私が打一索を選択したのは、先に決めたテーマを貫くため。
このままオリてもマイナス。たとえ放銃してもマイナスが少し増えるだけ。
ならば、プラスになる可能性を追ってみようかと。

結果、少しだけプラスして2節を終える。
1、2回戦の自分の麻雀の出来の悪さを考えると、正直ホッとした。

後日、仲良しの内田プロとこの対局を中心に、2時間くらい電話で論議した。
最近、麻雀を熱く語り合う機会が減っているので、すごく楽しい時間だった。
内田プロは、来期から北関東リーグに復帰参戦予定らしい。
女流桜花では会う機会も少なく、会ったとしても、私の電車の関係などで飲む時間もほとんど無い。
いろんな意味でとても楽しみだ(笑)

残り4節。
ここ数年苦戦してきたプレーオフで、余裕を持って打てる点数を目指して、ガチンコ勝負で頑張りますねっ♪( ´▽`)