女流プロリーグ(女流桜花) レポート

第16期女流桜花Aリーグ第3節D卓レポート

6月21日、第16期女流桜花Aリーグ第3節D卓が放送された。
対局者は魚谷侑未、和久津晶、伊達朱里紗、吾妻さおり。
女流桜花決定戦常連の3名に、桜蕾位獲得で桜花Aリーグへの昇級を決めた伊達というメンバーだ。

 

 

前節+99.9Pという驚異的なスコアを叩き出した魚谷は今節も絶好調。
東1局、和久津との2軒リーチを制して4,000オールをツモアガると…

 

 

その後4回放ったリーチは全てアガリに結びつき、初戦トップ。さらに2回戦東1局では難しい手牌とツモをまとめあげ2,600オール。

 

 

その後、伊達に早い巡目で9,600放銃の場面もあったが…

 

 

次局すぐにリーチツモドラドラで回復。

 

 

「事故の後に保険がオリたようなアガリ」と実況の部谷。
3回戦では勝負手が成就せず3着に。4回戦では東3局時点で22,700点の4着まで沈むも…

 

 

(ドラは発
ここで終わらないのが今期の魚谷。發ドラ3のツモアガリで一気に浮きへ回ると、その後もアガリを積み重ねトップを奪取。
今節も+46.8Pの大量加点で、決定戦進出に向け大きく前進に成功した。
1日終了時点のトータルポイントは画像の通り。

 

 

 

吾妻は決して楽な展開ではなかったが、七対子だけで20,000点以上のアガリをもぎ取って+10.6P。数字こそ大きくプラスではないが、トータル3位キープは手応え十分だろう。
和久津はトップこそ無いものの要所で高打点を決め、4回中3回を浮きの2・3着でまとめて+3.6P。
伊達はノーテンからの放銃が続いてしまい、精神的にも厳しい立ち上がりから一旦降級圏に。3戦目のトップでなんとかボーダー付近で踏みとどまった。目標を残留に設定し、ここから気持ちを切り替えていきたいところだ。

女流桜花Aリーグ、次回の放送は6/28(月)。
対局者は、仲田加南、古谷知美、伊達朱里紗、杉浦まゆ。
解説は和久津晶が務めます。

次回も是非ご視聴ください!

(文・浜野太陽)