女流プロリーグ(女流桜花) レポート

第16期女流桜花Aリーグ第4節C卓レポート

第4節C卓に出場した選手は

 

 

白銀紗希・和泉由希子・武石絵里・吾妻さおりの4名。
今期の女流桜花は全7節でプレーオフ・残留・入れ替え戦・降級が決まるので今節は丁度折り返し地点です。
1回戦で和泉の猛攻を喰らいトータル最下位まで落ちていた武石。
終盤戦で降級ゾーンに位置する人にはマークが厳しくなるのがリーグ戦の常で、そうなるとその危険なゾーンから抜け出すことは非常に困難になります。

2回戦南3局で1人沈みとAリーグの舞台から落ちかけていた武石でしたが

 

 

親の四暗刻は16,000オール。
この一撃で武石は残留への望みを繋ぎました。

1回戦は和泉・2回戦では武石に派手に捲られてしまった吾妻は3回戦の南4局。

 

 

親の武石のリーチに対し終盤で役無しシャンポンのテンパイを入れてリーチを選択すると、2軒リーチを制してトップをもぎ取ります。
こういった勝負勘の良さが吾妻の強さ。
微差ながら卓内トップとなり、プレーオフや決定戦の見えるトータル3位をキープしました。

 

 

<第4節C卓最終結果>
吾妻+20.6P 和泉+16.6P 武石+12.8P 白銀▲50.0P

(文:越野智紀)