女流プロリーグ(女流桜花) レポート

第16期女流桜花Aリーグ第6節C卓レポート

第6節C卓に出場した選手は

 

 

魚谷侑未(2位)・二階堂亜樹(3位)・伊達朱里紗(12位)・武石絵里(13位)の4名。

女流桜花Aリーグは7節終えて、上位8名のうち偶数順位の選手がプレーオフA卓に、奇数順位の選手がプレーオフB卓に進出となります。
プレーオフはA卓B卓の順番で、後から行われるB卓がかなり有利です。
実際このシステムで行われた8度のプレーオフでB卓から決定戦に進出した選手は17人と、A卓の7人と比べてだいぶ差が出ています。

シーズンも終盤に入りプレーオフ進出が濃厚になってきた魚谷は、1位で有利なB卓に入ることが第一の目標になりそうですが、1位に届かない場合でも4位と差をつけた2位に入れば決定戦に残る確率は高くなりそうです。

 

 

この日のインタビューで「今日は普通でした」と答えた魚谷は、4回戦で倍満をアガるなどして、6節連続のプラスを決めて首位の仲田を追走。
10期中8回決定戦に進出している魚谷にとって、次節も普通にしていれば9回目の決定戦進出は堅そうです。

 

 

「ここ最近で一番酷い内容」と自身の麻雀を振り返った3位スタートの亜樹は、それでも沈まず3位をキープ。

激しい残留争いになっていた伊達と武石は1回戦の南4局

 

 

ダブ南・中・ドラ1で武石をかわして3着になった伊達が2回戦に大爆発して卓内トップをとり、残留争いから一転してプレーオフも見えるトータル9位に浮上。
逆に大きく沈み最下位に転落した武石は、美波・杉浦・和泉とあたる最終節で残留を目指すことになりました。

 

 

<第6節C卓最終結果>
伊達+50.2P 魚谷+33.7P 亜樹+0.9P 武石▲84.8P

(文:越野智紀)