女流プロリーグ(女流桜花) レポート

第16期女流桜花Aリーグ第7節B卓レポート

4つある最終節の第二弾となった第7節B卓。
出場した選手は

 

 

内田美乃里(5位)・中山奈々美(6位)・和久津晶(8位)・伊達朱里紗(9位)の4名。

 

 

仲田・魚谷が大きくリードしているため現実的には残り1つの席を9位までの7人で争う状況で、まずは8位以内に入ってプレーオフに進出することが目標になります。

そんな中で今日も場を支配していくスタイルの和久津は

 

 

1回戦南1局の親番で三万をポンして形テンを取ると

 

 

三万加カンに八索暗カン、三索単騎になってのツモアガリ。
この3,900オールで口火を切ると1回戦は1人浮きのトップ。

 

 

2回戦では4つ仕掛けて

 

 

八索単騎で白ホンイツトイトイ。
和久津ワールド全開でスコアを伸ばしていき、トータル4位に浮上しました。

 

 

ポイントを減らしていた内田は4回戦で踏み止まり6位。
プレーオフ進出ボーダーラインとなる8位争いは伊達と中山の間で最後までもつれ

 

 

南3局に伊達が高めをツモって満貫のアガリで中山を逆転すると

 

 

オーラスは思い切った仕掛けをアガリに繋げて8位に滑り込むことに成功。
伊達はAリーグ1年目にしてプレーオフが見える位置で別卓の結果待ち。
一方競り負けた中山は暫定9位でフィニッシュし、4年連続残留が濃厚と悔しい結果となりました。

 

 

<第7節B卓最終結果>
伊達+40.3P 和久津+29.4P 内田▲16.4P 中山▲53.3P

(文:越野智紀)