JPMLWRC-Rリーグ レポート

第2期JPML WRC-Rリーグ ベスト8B卓レポート

【0.625%の奇跡。地方の期待を背負った鈴木が快挙。前回準優勝の奈良もリベンジの舞台へ。】

 

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仲田加南
鈴木勝也
奈良圭純
太田優介

解説:一井慎也
実況:楠原遊

地方予選・予備予選・1次、2次トーナメント・ベスト16という5つの関門を突破してきた東北本部所属の鈴木。その勝ち上がり確率は何と1.25%である。

ベスト8の舞台も現チャンピオンの仲田を筆頭に、前回準優勝の奈良や決勝経験豊富の太田といった強豪揃い。ここまでの連勝記録を更に伸ばせるか一つ注目となった。

しかし、いざ蓋を開けてみると鈴木に取って試練の戦いが待ち受けている事に。

1回戦は手が入り続けるも、それが裏目となる。
仲田・奈良・太田の三者に対して合計7回の放銃がかさみ、いきなり▲80オーバーと苦しい立ち上がりとなった。

 

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鈴木
「最初は緊張もありましたが、ある意味吹っ切れたという感じでしたね。2回戦からは自分らしく攻めようと。」

対局後のインタビューでそう語ったように2回戦からは鈴木の持ち味の攻めが光る。

 

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2回戦・東2局
リーチ・一発・ツモ・ピンフ・裏

仲田とのリーチ対決を制するなど、東1局から3連続のツモアガリ。積極的なリーチ攻撃が決まると、早くも二番手へと浮上した。

また一回戦大トップの奈良も手堅く連対を決め、早々に昨年のリベンジ・決勝戦の舞台へと勝ち上がりを決めた。

一方、ここまで顔を出せずじまいの太田であったが

 

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3回戦・東3局
リーチ・ツモ・三色
2,000・4,000で反撃のキッカケを掴む。

そして、その勢いで狼煙をあげたい所であったが

 

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鈴木が太田の希望を打ち砕く4,000オールで逆転トップを奪還。ベスト8への残りの椅子の行方は鈴木vs仲田の一騎打ちへと込まれた。

最終4回戦は静かに局が回っていたが、決め手は嵐のように突然訪れる。

 

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4回戦・東4局
リーチ・一発・ツモ・ピンフ・一気通貫・赤・ドラ

東北の仲間達が見守る中、鈴木が親の倍満8,000オールを炸裂させ勝負あり。

勝ち上がり者は奈良、そして確率0.625%を達成した鈴木の二名となった。

◆最終結果

 

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(文:小林正和)