達人戦 レポート

第1期達人戦〜GREAT LEAGUE〜第7節〜レポート

2023年から始まった達人戦も第7節。6人が進出するプレーオフに向けての戦いは終盤戦に入った。
第7節は灘麻太郎・伊藤優孝・沢崎誠・HIRO柴田の対戦となった。

 

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<1回戦>
ただ1人離された最下位の灘が東2局の親番で逆襲。4,000オール・5,800(+1,300)のアガリで加点すると、
2本場にはリーチ・ツモ・チートイツ・ドラ4の8,000オール(+600)。
プレーオフ進出へ逆襲が始まる。

 

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一方、前節で144pと大幅加点に成功した、現鳳凰位のHIRO柴田は今節も好調。
南3局の2,000・4,000に続き、南4局の親番で先制リーチの沢崎からリーチ・タンヤオ・ドラ・赤3の
18,000(+1,000)を直取り。

 

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直後に伊藤に12,000(+300)を奪われるものの、2着を守って対局を終える。

<2回戦>
1回戦終盤でHIRO柴田をヒヤリとさせた伊藤が東1局1本場の親番で大物手を成就。
ドラ中の仕掛けをきっかけに、発・ホンイツ・トイトイ・ドラ3・赤の8,000オール(+300)で抜け出す。

 

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伊藤を追ったのはHIRO柴田。東3局1本場の親番でタンヤオ・ピンフ・ツモ・三色・ドラの6,000オール(+1,300)。

 

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さらに灘から12,000(+600)を奪って伊藤とのマッチレースに持ち込む。
2人の争いは終盤まで続いたが、4人テンパイ・3人リーチの激戦となった南3局で
HIRO柴田が灘に8,000(+2,000)を放銃し、2回戦は伊藤がトップ。

<3回戦>
1・2回戦に続き、伊藤とHIRO柴田が好調。東2局にHIRO柴田が伊藤から12,000を奪うが、
伊藤も東4局に灘から中・トイトイ・ドラ3の12,000をアガり追撃態勢に。

 

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沢崎を交えた三つ巴で迎えた南4局はHIRO柴田が伊藤からタンヤオ・赤の2,000をアガり、
3回戦はHIRO柴田が逆転でトップとなった。

 

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HIRO柴田は前節に続く卓内トップでトータル首位をキープ。この日60pあまり加点した伊藤とともに
プレーオフ進出を決めた。
一方、沢崎がこの日▲150.1pと苦しみ6位に後退。プレーオフ進出なるかどうかは、第8節の結果待ちとなった。

 

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(文:梅中悠介)