桜蕾戦 レポート

第5期桜蕾戦ベスト16A卓レポート

【第5期桜蕾戦 ベスト16A卓は川上玲・藤根梨沙が勝ち上がり】

桜蕾戦ベスト16A卓対局者は

藤根梨沙 (とうねりさ)
駒田真子 (こまだまこ)
鴨舞 (かもまい)
川上玲 (かわかみれい)

 

 

【1回戦】

1回戦は小場で淡々と進んでいたが、南3局に大きく動いた。

親番の藤根が六筒を暗カンし、カン二万リーチで先制。

 

 

表ドラ、カンドラ、裏ドラが1枚ずつ乗って12,000のアガリを決めて1回戦トップ。

 

 

リーチ中ドラで5,200は5,800(+1,000)をアガった駒田が2着を取る。

藤根 +24.9P
駒田 +11.6P
川上 ▲0.9P
鴨 ▲35.6P

 

【2回戦】

駒田が親番でドラ雀頭のカン三索リーチを打ち、7,700は8,000(+1,000)を鴨から。

 

 

東3局には藤根が南発東ホンイツの満貫を川上からアガリ。

 

 

ここまでは先行組がリードを広げていたが、南3局に川上が早々に強烈な3フーロ。ドラの南ポン、発を加カンでドラ7枚のマンズのホンイツテンパイ。

親番の鴨はマンズを打たずに迂回してテンパイを入れたが

 

 

川上がハイテイでツモって三倍満のアガリ。大逆転トップを取った。

川上 +29.0P (+28.8P)
駒田 +5.8P (+17.4P)
藤根 ▲9.8P (+15.1P)
鴨 ▲25.7P (▲61.3P)

 

【3回戦】

藤根が三色イーペーコー確定のカン四筒待ち。

ドラの中をポンした駒田のテンパイ打牌で満貫のアガリ。

 

 

トータル▲61.3Pと後のない鴨は打点も欲しい局面だが、ドラ単騎にせず、敢えて西単騎を選んでリーチを打ち1,600・3,200をツモると

 

 

東3局にはドラ暗刻のトイトイで満貫。
オーラスにもダブ南白ホンロウトイトイの跳満を川上からアガって大トップ。トータル3番手に浮上した。

鴨 +49.7P (▲11.6P)
藤根 +9.4P (+24.5P)
駒田 ▲13.4 P(+4.0P)
川上 ▲45.7P (▲16.9P)

 

【最終 4回戦】

最終戦は高打点のアガリ合戦に。
東3局は駒田が一発ロン、裏ドラ2枚で満貫。

 

 

東4局1本場は川上がドラ雀頭のリーチを一発ツモで跳満。

 

 

南2局1本場には鴨が高めの四索で跳満ツモ。

 

 

4者のポイント迫って藤根の敗退も見えて来たが、南3局は藤根が駒田から2,600のアガリでラス抜け。

最終戦オーラスの条件は

駒田はツモ満貫
藤根から満貫
川上から跳満
鴨からは6,400か倍満以上
(鴨から8,000や跳満はNG)

親番の鴨は連荘を狙ってリーチを打つが

 

 

川上がアガって決着。

第5期桜蕾戦 ベスト16A卓からは川上玲・藤根梨沙の2名が勝ち上がりを決めた。

 

 

(文・吾妻さおり)