プロクイーン決定戦 決勝観戦記

第16期プロクイーン決定戦初日観戦記 日吉 辰哉

タイトル戦の決勝戦はいつでも神聖な場であるのだろう。
私自身はそんな場での対局経験はないのだが、選手のピンと張り詰めた緊張感が会場を包む。

第16期プロクイーン決定戦。開局の火ぶたが切って落とされた直後から、想像通りいやそれ以上の緊張感と勝ちへの執念に満ち溢れた女たちの戦いが繰り広げられた。

 

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1回戦【起家から 水口・西嶋・天音・日向】抜け番・浅見

東1局、誰もが緊張感に包まれているだろう。
そんな中、自身の麻雀を体現したのが天音。

天音まこと(日本プロ麻雀連盟)
第20期新人王

 

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盟友、清水香織との決勝進出争いを制した直後のインタビューでは目に光るものを見せた天音。
清水の想いも背負っての決勝戦である。
スピードは遅れても高打点を目指す天音のスタイル。4巡目以下の1シャンテンから四筒切りの2シャンテン戻し。

三索四索五索三筒四筒六筒七筒白白白発中中  ツモ南  打四筒 上向き  ドラ南

高打点のみに照準を絞った一打。すぐに南を重ねて1シャンテンとする。
しかし1巡前に西嶋が以下の牌姿から南を打ち出して目一杯の1シャンテン。

三万四万九万九万六索七索一筒三筒四筒五筒五筒六筒南  ツモ五万  打南  ドラ南

西嶋は絶妙なタイミングでの南切り。次巡二筒を引き入れた西嶋のリーチ宣言牌五筒を仕掛けた天音。強気の攻め手順を見せた西嶋が1巡早く処理できたのが大きいかと思われたが、2巡後に天音が南を引き当て2,000・4,000のツモアガリ。
高打点を見据えた天音らしい1局。いつも通りの平常心かと思われたが、点棒を点箱に仕舞うその手が僅かに震えていた。

このまま天音のペースで進む・・・わけもなく待ったをかけたのは日向。

日向藍子(最高位戦日本プロ麻雀協会)
第1回女流モンド新人戦優勝
AbemaTVガールズファイト3優勝

 

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ベスト16、ベスト8では押し引きの精度の高さに目を奪われた。
絶妙な押し引きの間合いから繰り出される攻撃。その間合いに入った時には根こそぎ持っていかれてしまう。
東3局9巡目、水口の先制リーチを受けた時の日向は以下の牌姿。

 

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ここではしっかりと引きの厚みを見せ、現物の八索、スジとなった九索を打ち出し一度は受けに廻る。
決してオリるわけではなくギリギリのラインでテンパイを目指す。
しかし次の矢が飛んでくる。水口がツモ切ったドラの発を西嶋がポン。
手牌は非常に厳しいが打たれたドラを指をくわえて眺めているわけにもいかない。

解説の藤崎プロは西嶋の仕掛けを見て
「意地っ張りだねぇ」と一言。

水口のリーチ、西嶋のドラポンでいよいよギブアップかと思われた日向だが・・まだまだ粘る。

 

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ここからノーチャンスの九万切り。この後打ち出す可能性のある二索あるいは四索は無筋である。
そして16巡目に七万を引き入れ追いつく。
ここで日向が牙をむく。
押し引きのメリハリ。ここでは強烈な押しだ。
リーチの発声と共に四索を河に叩きつけた。中途半端はない。最高打点を目指したリーチ宣言。
プロクイーンというタイトル名とは真逆な、男勝りの一打に引き込まれる。
そして次巡、静かに七筒を手元に置いた。

天音を抜き去りトップ目に立った日向は迎えた親番で4.000オール、2,000オールと加点しトップを盤石とする。

当然3者は2着争いに。西嶋も粘りを見せるが天音の背中は遠い。
2着争いは天音と水口に絞られた。

水口美香(日本プロ麻雀協会)
夕刊フジ杯2018優勝

 

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ベスト16、ベスト8共に卓内トップ通過。抜群の安定感を見せた水口。点棒を持たせると付け入る隙はない。
水口はベスト16、ベスト8での戦前の意気込みで
「トーナメントを楽しみたい」とコメントしていた。

迎えたオーラス。水口は4巡目にダブ南ポンに続き発ポンで以下の牌姿。

六万七万一索三索七索八索北中  ポン発発発  ポン南南南  打六万 上向き  ドラ五索

水口は現状3着目。8,000の出アガリで2着浮上もラス目の西嶋もすぐ後ろに迫ってきている。
水口はラス落ちのリスクも背負い六万を打ち出し2着浮上を目論む。
解説の和久津プロが口にした。
「これはいつもの水口さんじゃないですよ」

トップ目の日向が加点を目論み強烈な押し返しを見せるも、15巡目に3,000・6,000ツモアガリを決め価値ある大きな2着浮上。

一索三索七索八索九索中中  ポン発発発  ポン南南南  ツモ二索  ドラ五索

決勝直前の意気込みでもベスト16、ベスト8同様に
「決勝を楽しみたい」とのコメントを残した水口。
しかしコメントの最後にこの一言が添えられていた。

「守備型をちょっとお休みしますね」

1回戦成績
日向+31.3P 水口+10.5P 天音▲8.0P 西嶋▲33.8P

 

 

2回戦【起家から 西嶋・天音・浅見・日向】抜け番・水口

東3局、1回戦に続き序盤に天音が大物手。放銃となったのは1回戦4着の西嶋だ。

西嶋ゆかり(日本プロ麻雀連盟)
第15期(現)プロクイーン

 

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第14期の雪辱を胸に昨年初タイトル、プロクイーンを獲得。
ディフェンディングチャンピオンとして4者を迎え撃つ。
4者ともにプロクイーンは初の決定戦だが、全員がタイトルホルダーであり実力は折り紙付き。
しかし、西嶋もプロクイーンを獲得してからの1年間で、大舞台を幾度となく経験し更に大きくなってこの舞台に挑む。

その西嶋は1回戦、持ち前のファイトスタイルで食らいつくも4着。2回戦も厳しい立ち上がりとなる。

 

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ドラトイツの西嶋の選択はいかに。
解説の和久津プロは「ピンフの1ハンを付けたいが五万トイツ落としが間に合うかどうか・・・」とコメント。
注目は北家の天音。高打点を狙ってくる天音の6巡目にドラの九索。更に東ツモ切り。
そして親の浅見も生牌の三元牌全てツモ切り。いつリーチが来てもおかしくない、場合によってはテンパイもあり得る。そんなギリギリの中での攻防、決断。
後手を踏む可能性も考慮すれば、七万九万と比較的安全な牌を打ち出すことも出来る場面ではある。西嶋の選択は五万ツモ切り。

その直後、天音にテンパイが入る。そしてリーチ。待ちは恐れていた二万五万
11巡目西嶋の手元に舞い降りたのは一筒だった。
裏ドラ2枚の8,000。

ここまで、誰の目で見ても劣勢の中西嶋は攻め続けてきた。
しかし結果は良い方に出ない。攻撃が空振ることの精神疲労が西嶋にのしかかる。
早く一本決めたい。そんな焦りにも似た感情が西嶋を包んでいるように感じた。
そして次局。西嶋にまたしてもチャンスが訪れる。
前局同様のドラトイツ。今回こその気持ちが強くなる。これ以上の空振りはごめんだろう。

その西嶋が9巡目にテンパイを果たす。

四万五万六万七万七万一索二索三索三索七索八索九索五筒  ツモ二索  ドラ七万

親の日向が仕掛けている。日向の捨て牌には一索が置かれている。高目8,000のテンパイ。ヤミテンの選択もあるのだろうか・・・
ここまで空振りの連続。アガリを拾いたい気持ち。この手は確実に。そんな葛藤がめぐるのが選手の心理状態ではないだろうか。

しかし西嶋は自身のファイトスタイルは崩さない。ノータイムでリーチを宣言。
12回戦の戦いを考えればまだ序盤かもしれないが、立ち上がりからの連続4着は受け入れがたい。
3者が受け、後は山との勝負である。巡目が進む。また空振りか。
そんな思いがめぐる流局間際の17巡目、西嶋は四索を引き当てた。
現プロクイーンの戦いが幕を開けた瞬間だった。

2回戦成績
西嶋+32.1P 天音+4.7P 日向▲11.5P 浅見▲25.3P

2回戦終了時
日向+19.8P 水口+10.5P 西嶋▲1.7P 天音▲3.3P 浅見▲25.3P

 

 

3回戦【起家から 西嶋・水口・日向・浅見】抜け番・天音

この観戦記をご覧の方は麻雀漫画を読んだ経験が幾度となくあるだろう。
読み終わった後、時にこんな感想が口から洩れるはずだ。
「こんなことありえないよ」
「これは漫画だからね」

いつかのプロ野球中継でこんなことを実況者が言っていた。
「野球は筋書きのないドラマです!」

決定打が出ないまま局は進んでいく。
誰もが抜け出すことが出来ず緊張感が増していく。

南2局1本場では親番水口のヤミテン。均衡を突き破るには十分な打点。

一万一万二万三万三万九万九万二索二索三索三索四索四索  ドラ北

水口は5巡目に手広い1シャンテンからドラ北を手だし。このドラ切りを見た浅見、日向はしっかりと対応。
大接戦の緊張感が続く中でさえ、なお集中力の高さが伺える。

その後、細かいアガリと流局が続きオーラス。持ち点は以下の通り。

西嶋28.0 水口34.8 日向31.6 浅見25.6

ここまで必死に耐えてきた浅見はこの親番が勝負。
南4局6本場、苦しい配牌ながら500オールは1,100オール。連荘に成功。

そして次局、浅見は好配牌を手にする。

八万四索五索五索六索九索九索七筒南南西西北発  ドラ四万

八万とし、1巡目に放たれた南から仕掛け一気にホンイツに向かう。
しかし3者はこの仕掛けに対して役牌をぶつけガンガン切り込んでくる。

「何でみんなここまで浅見の仕掛けを無視できるんですかね・・・」
藤崎プロのコメントとは裏腹に更にヒートアップしていく4者。
「これは喧嘩ですね」和久津プロである。

浅見は西も仕掛けて打白とし1シャンテン。

四索五索五索六索九索九索北  ポン西西西  ポン南南南  ドラ四万

その白を仕掛けたのが西嶋。

一万三万二索四索四索六索八索七筒八筒九筒  ポン白白白  ドラ四万

強引な仕掛けにも見えるが戦う姿勢は崩さない。
仕掛けの後、ドラの四万を立て続けに引き入れ以下のテンパイから八索をノータイムで打ちだす。

四万四万二索四索四索六索八索七筒八筒九筒  ポン白白白  ツモ三索  打八索  ドラ四万

遡ること2巡前に浅見がテンパイを入れていた。

四索四索五索五索六索九索九索  ポン南南南  ポン西西西  ドラ四万

ホンイツテンパイ濃厚な浅見に対しガンガン切り込む西嶋。
「すごいよ、こんなに切れないよ!」
過去にプロクイーンを2度獲得している和久津プロが脱帽である。

しかし無情にも西嶋のアガリ牌五索は山には残っていない。浅見の三索六索は各1枚。
そしてその直後再び西嶋に試練。

 

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捨て牌からはノーヒントと感じた。テンパイをキープするのであれば自身から4枚見えている一索四索を止めて打六索かと感じる。その六索は浅見のアガリ牌。
少考の後、西嶋の手が六索に伸びる・・・
が、もう一度その手が止まる。

再び脳内に巡る牌の旋律。西嶋が掴んだのは一索であった。
更に次巡九索もノータイムツモ切り。

オリてよ・・
そんな浅見の心の声が聞こえてきそうだ。
三索を水口が吸収し浅見のアガリ牌はあと1枚。
痛み分けかと思われた流局間際、浅見が六索を引き当てた。苦しみの中で掴み取った大きな2,000オールは2,700オール。

上がり過ぎている4者のテンション。譲れない戦いは南4局8本場に。
全員がトップを目指し目一杯の手牌進行。

仕掛けを得意とする2着目の水口が以下の牌姿。
南のポンテンでツモアガリ、浅見からの直撃であればトップも見えるが取らず。あくまで完全なるトップ狙い。

七万八万九万七索八索九索三筒三筒四筒七筒九筒南南  ドラ四万

最も苦しい配牌を手にした西嶋が8巡目にテンパイ即リーチ。
しかし3者も1シャンテン。そして全員オリる気はないだろう。
10巡目に追いついた親の浅見。

 

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トップ目に立った浅見の選択はヤミテン。ここでの直撃は4着落ちまである状況である。
上がり過ぎた対局場のテンションの中、トップ目に立った浅見の冷静な判断ともいえる。
結果は2巡後。西嶋からの2,900は5,300。

「浅見さんは何かでオリるつもりだったんですかね」
このアガリを見た藤崎プロの言葉である。

東4局9本場。
西嶋17.9 水口31.0 日向27.8 浅見43.3

日向、水口は満貫ツモアガリでトップ逆転である。西嶋は厳しい立場となった。
トップ安泰というわけではないが、苦しい状況からギリギリの勝負に競り勝ちトップ目に立った浅見。
今局も全員が目一杯の進行ではあるが10巡目の浅見は以下の牌姿から一索のトイツ落とし。
より安全度の高い西を温存し先制リーチには受ける心構えが見て取れた。

二万三万四万五万一索一索六索七索九索九索九索西西  ツモ六万  打一索  ドラ七万

それでもテンパイ一番乗りは浅見。

二万三万四万五万六万八万六索七索九索九索九索西西  ツモ五索  打八万 左向き  ドラ七万

役なし3面待ち。ここまできたら乗りかかった船。リーチを選択し更に加点を目論む。
しかしこの3面待ちが山に1枚しか残っていない。不穏な空気が会場を包む。
直後追いついたのは西嶋だ。

二万二万七万八万九万四索七索八索二筒二筒二筒六筒七筒  ツモ五筒  ドラ七万

自身の手牌はドラ1枚。
トップを狙うには浅見からの跳満直撃と現実的ではない。
更に2着浮上もツモ裏条件と非常に厳しい。そして親の浅見に立ち向かうことは素点を減らしてしまう大きなリスクが伴う場面。
長考の末、西嶋はリーチを選択する。

これで2人のめくり合い・・・となるわけもなく、ここに参戦は水口。
西嶋リーチの直後テンパイ。浅見からの直撃で逆転トップ、当然リーチ。待ちは六索九索、西嶋と同テンだ。

四万四万七万九万五索六索七索七索八索六筒七筒八筒東  ツモ八万  打東  ドラ七万

なんと僅か1巡以内に3人リーチ。3回戦最後に大きな山場。
待ち枚数は3面待ちの浅見が1枚。同テンの西嶋、水口は2枚。
もうどう転ぶかはわからない。

 

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手に汗握るめくり合い。誰の意地が上回るのか・・・
15巡目浅見のもとに舞い降りたのは両者のアガリ牌九索。御覧の通り暗カンだ。

浅見の所作には自信が感じられる。
(あなたたち六索九索待ちじゃないのー)
(リンシャン牌は一万四万七万しかありえないでしょ!)

浅見は力強くリンシャン牌に手を伸ばした・・・
しかしその想いとは裏腹にその手から力なく牌がこぼれ落ちた・・・

卓上には西嶋、水口のアガリを宣言する発声が響く。頭ハネによりアガリの権利は西嶋。
水口のアガリであればトップを譲っていた浅見。ギリギリのところで踏みとどまったはずであった。

裏ドラをめくる西嶋。
表示された牌は六万そして・・・一筒

 

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(こんなことが起こるのか・・・)
信じられない結果を受け入れた直後、私の口からはあの時のプロ野球実況者と同じセリフがこぼれた。
「麻雀はまさに筋書きのないドラマです!」

3回戦成績
西嶋+19.6P 水口+5.0P 日向▲7.2P 浅見▲17.4P

3回戦終了時
西嶋+17.9P 水口+15.5P 日向+12.6P 天音▲3.3P 浅見▲42.7P

 

 

4回戦【起家から 天音・水口・西嶋・浅見】抜け番・日向

3回戦のオーラスの攻防から浅見が4着落ちすることを誰が想像できようか。
2回戦4着スタート、巻き返しを図った3回戦。トップ目からの悪夢。浅見本人の心中察するに余りある結末であった。

その浅見に対して麻雀はやはり残酷であった。

 

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西嶋に対して一発放銃。開局直後の8,000は浅見の心を砕く大きな一撃となった。
いやなるはずだった。

浅見真紀(最高位戦日本プロ麻雀協会)
第9回野口賞

 

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プロクイーンではベスト16まで駒を進めたのが今季が初。もちろん決勝の舞台も初めてとなる。
しかし浅見は野口賞優勝、更には第13回日本オープン準優勝と大舞台の経験値は高い。
2戦連続4着となり迎えた4回戦。1人大きく離されたトータルポイント。
しかし、解説の和久津プロは浅見こそが注目選手だとコメントしていた。

東3局。またしても西嶋のリーチ。もう泣きだしたくなるような状況。
しかし浅見はこの状況になっても、簡単に頭は下げない。

一万二万三万七万八万一索一索二索五索七索東東東中  チー六索  打中  ドラ六万

リーチ直後にツモ切られた六索をチー。リーチの現物待ちとはいえ無筋を連打。
まだ初日とはいえここでの西嶋の加点は独走されかねないとの判断か。
抜け番の日向も含め3者の防波堤となりその身を削る。そしてそれはもちろん自身のタイトル奪取のためである。
アガリ点こそ300・500であるが西嶋の加点を阻止する大きなアガリとなった。

 

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このアガリをきっかけに出来るか。
プロクイーン奪取のためにはこれ以上引き離されるわけにはいかない。
次局の親番こそノーテンで親流れとなるが南1局で大物手炸裂。

まずは親の天音が11巡目に先制リーチ。

四万四万五万五万六万六万九索九索三筒四筒六筒七筒八筒  リーチ  ドラ北

追いついた浅見が12巡目にドラの北を切って三色確定の追っかけリーチ。

三万四万三索四索五索七索八索三筒四筒五筒六筒六筒北  ツモ五万  打北

打点は浅見。しかし天音の二筒五筒は山に6枚、浅見の六索九索は2枚。
やはり厳しいのか・・・
そんな思いをよそに浅見は高目の六索を手元に引き寄せた。

ギリギリの状況で浅見は息を吹き返した。こうなると浅見のペースである。
序盤のリードを活かした安定感のある戦いはベスト16、ベスト8での戦いでご存知の通りであろう。

2回戦、3回戦での辛い展開を感じさせない落ち着きのある内容で戦い抜いた浅見。
一瞬腹を括ったように見えた東3局から一気にオーラスまで駆け抜けていった。

4回戦成績
浅見+20.7P 天音+7.3P 西嶋▲9.3P 水口▲19.7P

4回戦終了時
日向+12.6P 西嶋+8.6P 天音+4.0P 水口▲4.2P 浅見▲22.0P

4回戦の浅見のトップによりご覧のポイント状況となった。
5人のタイトル奪取への強い気持ちを存分に感じる戦いであった。
初日終了時点とはいえ非常に大混戦。2日目はどのような戦いを見せてくれるのであろうか・・・