中部プロリーグ レポート

中部プロリーグ レポート/第20期中部プロリーグ Cリーグ 第3節レポート

第3節は折り返し地点になるので、今後はポイントを意識した戦いになることが予想される。
私の同卓者は、安藤、大町、小野、今枝であった。
1回戦 安藤・小野・今枝・大町
東3局0本場8巡目 親の今枝にチャンス手が入る。
三万四万五万三索四索四索六索六索三筒四筒五筒六筒七筒 ツモ六索 打三索 リーチ ドラ四索
私ならリーチはかけないかなと思って観ていた。
リーチをかけることによって出アガりの期待がほぼ無くなり、ツモアガりならリーチをかけるかけないで300点しか変わらないからである。
また、今枝は東1局で1人ノーテンになるなど、配牌とツモが芳しくなく、より確実にアガりたい局面であったと思う。
結果流局。私は「今枝は今日、厳しい戦いを強いられるだろう。自分が卓に入ったら厳しく攻めないといけない。」と思った。
その後、小野、安藤、大町とツモアガった後の、南1局9巡目に大町が国士無双をテンパイ。
13巡目に、場に2枚切れの西を今枝がつかむ。大町が捨て牌に気を使っていたので、放銃はやむを得ないと思う。
ただ、東3局に今枝のアガりが有れば、別の南1局が有ったのではないかと私は思う。
4回戦トータルで、卓内トップは大町の+49.1P。私は2番手の+17.7Pではあったが、よくプラスで終われたなという内容であった。
ポイントを意識して慎重になり過ぎミスを重ねた。残り2節は第1節の気持ちで臨みたい。
他の卓でポイントを大きく伸ばし、昇級候補に名乗りを上げたのは加藤と河合。
加藤に関しては、5人回しの卓で1人だけプラスという圧巻の勝ちっぷりである。
2人とも相手の懐に踏み込み、鋭い攻撃を見せる打ち手であるだけに次節以降も注目である。
前節まででプラスだった者の多くが、今節はマイナスだっただけに昇級争いは混戦模様である。

順位 名前 1 節 2 節 3 節 4 節 5 節 合計
1 原田 知彦 86.9 73.4 17.7 178
2 加藤 泰史 ▲ 27.9 52.4 82.5 107
3 大高坂 松城 27 83.4 ▲ 26.9 83.5
4 吉井 友直 62.6 4.8 ▲ 2.2 65.2
5 安藤 大貴 59.7 5.8 ▲ 9.9 55.6
6 河合 慎悟 19.2 ▲ 51.9 75.6 42.9
7 大町 篤志 ▲ 17.5 0.4 49.1 32
8 太田 峻也 ▲ 18.2 57.2 ▲ 17.3 21.7
9 越川 清一 25.2 30.4 ▲ 43.3 12.3
10 櫛田 利太 38.3 ▲ 33.9 5.9 10.3
11 斎藤 寛生 ▲ 62.6 41.3 30.2 8.9
12 小野 雅峻 22.3 1.9 ▲ 18.1 6.1
13 山神 達也 3.3 42.1 ▲ 40.1 5.3
14 岩井 健太 ▲ 25.6 ▲ 20.9 15.4 ▲ 31.1
15 岡本 丈司 ▲ 34.7 ▲ 30.5 21.1 ▲ 44.1
16 三谷 卓也 ▲ 26.5 ▲ 50.3 30.4 ▲ 46.4
17 加賀美 幸孝 46.6 ▲ 82.9 ▲ 13.3 ▲ 49.6
18 家田 みゆき ▲ 50.8 8.8 ▲ 15.8 ▲ 57.8
19 鈴木 淳 ▲ 68.5 ▲ 11.3 5.3 ▲ 74.5
20 今枝 美月 ▲ 40.3 ▲ 29.1 ▲ 38.8 ▲ 108.2
21 角谷 和幸 ▲ 19.5 ▲ 40.7 ▲ 65.7 ▲ 125.9
22 金平 裕樹 ▲ 100.0 ▲ 52.4 ▲ 41.8 ▲ 194.2