中部プロリーグ レポート

中部プロリーグ レポート/第20期中部プロリーグ Aリーグ 第4節レポート

全5節のリーグ戦においてこの第4節が一番大事だと思っています。
最終節に向けて、決勝を意識して戦うもの、降級を意識して戦うものに分かれる第4節。
プレイヤーのそんな思惑が結果に反映されたのか各卓、ポイントが激しく動きました。
1卓 鈴木(基)・日下・山田・渡辺
日下が1回戦に1人浮きのトップを取り、その勢いを持続して+41.0Pとポイントを伸ばしトータル4位をキープ。
最終節は決勝を見て戦うことになるだろう。
そんな中、山田、渡辺共にプラスでまとめ、最終節に決勝を狙える位置をキープ。
この煽りを受けて、鈴木(基)はオールマイナスの▲54.5Pで14位と後退。
最終節は降級争いとなってしまった。
とはいえ、最終節に強い鈴木(基)なら巻き返してくることでしょう。
2卓 浅野・毛受・村瀬・掛水
村瀬が3連勝のオールプラスで+85.3Pとポイントを伸ばし2位に浮上。
逆に、今期昇級してきた浅野が▲65.7Pと大きくマイナス。
15位と降級を意識するポイントとなってしまった。
掛水・毛受はマイナスを最小限に留め、最終節に望みを繋いだ。
3卓 伊藤・寺戸・若松・杉浦
全体的に激しい展開となった中、伊藤が我慢の麻雀から4回戦に噴き+58.5Pで3位を維持。
寺戸も2回戦に8本場まで積んで+35.6Pで降級圏外に脱出。
若松は、前節から合わせ6連続ラスと厳しい戦いで最下位となってしまう。
とはいえ、打点力のある若松なら降級を逃れることは十分にあるだろう。
3節まで2位につけていた杉浦は、積極的に攻めた結果が悪い方にでてしまい▲46.5Pと大きく後退。
まだまだ決勝までは届く位置なので巻き返しに期待したい。
4卓 古川・三戸・森下・鈴木(雄)
首位の古川が順調にポイントをのばし、決勝の椅子をほぼ手に入れる結果に。
その一方、三戸は1人沈みのラスを2回引かされ▲49.9Pで13位と下を意識せざるを得ないポジション。
中部のエースとして、降級は出来ないでしょう。最終節の戦いは巻き返しを期待したい。
全体を見渡すと上位10名は決勝を、下位6名は降級を意識した戦いになるでしょう。
最終節を終えて、誰が決勝に残るのか?降級するのか?注目していてください。

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 古川 孝次 69.0 1.1 38.3 34.6 143.0
2 村瀬 寛光 ▲ 11.1 6.0 35.2 85.3 115.4
3 伊藤 鉄也 ▲ 39.3 71.0 8.8 58.5 99.0
4 日下 健司 56.7 ▲ 0.2 ▲ 25.6 41.0 71.9
5 渡辺 典夫 13.5 35.6 ▲ 20.2 6.5 35.4
6 掛水 洋徳 ▲ 4.3 ▲ 12.8 48.0 ▲ 8.0 22.9
7 山田 優駿 19.1 24.5 ▲ 33.7 7.0 16.9
8 毛受 俊 13.0 ▲ 7.0 18.7 ▲ 11.6 13.1
9 森下 剛任 8.7 ▲ 23.1 26.0 ▲ 0.7 10.9
10 杉浦 貴紀 29.5 53.5 ▲ 27.5 ▲ 46.5 9.0
11 鈴木 雄介 ▲ 38.7 ▲ 76.8 62.7 16.0 ▲ 36.8
12 寺戸 孝志 ▲ 22.9 ▲ 6.5 ▲ 57.7 35.6 ▲ 51.5
13 三戸 亮祐 7.2 ▲ 71.2 35.3 ▲ 49.9 ▲ 78.6
14 鈴木 基芳 ▲ 35.0 ▲ 27.0 14.5 ▲ 54.5 ▲ 102.0
15 浅野 文雅 ▲ 82.8 43.7 ▲ 26.9 ▲ 65.7 ▲ 131.7
16 若松 正和 16.4 ▲ 12.8 ▲ 96.9 ▲ 48.6 ▲ 141.9