北陸プロリーグ レポート

北陸リーグ レポート/第14期北陸リーグ 第3節レポート

第3節組み合わせ(敬称略)
1卓安城プロ×久保×平澤×久々湊×北川
2卓志多木プロ×島×木下×光岡×窪田
3卓本田プロ×山川×小泉×森田
4卓木戸プロ×濱平プロ×栗野×吉田×押川
今節、後藤プロが熊本地震の影響で参加できず欠席となり、急遽5人打ちとなり開催された。
誰しもがこの中盤戦を重要視しており、上位陣が安定した戦いを見せる中、誰が抜け出すのか、誰が上位陣を苦しめるのかが見所となるだろう。
1卓では、安城プロ・北川さんが2人浮き。北川さんは1回戦から+70.0Pの1人浮きの大トップを取り、ポイントをほぼ取り返して中盤戦を終えた。
その中安城プロ も2311と安定した成績で良い麻雀が打てたのではないかと思う。
上位陣の1人である久保さんも、マイナスながら今回はポイントをまとめたという印象でした。
2卓では、大荒れな展開となった模様で木下さんが大爆発。4戦全連帯だけでなく大三元をアガリ、今節でなんと+90.0Pオーバーの浮き。
前節までのマイナスからプラスになり上位陣に名を連ねました。
その中で島さんもポイントを順調にまとめ、両名とも良い気分で後半戦を迎えられるのではないでしょうか。
3卓は、卓内トップの小泉さんが+8.6Pと他の卓が大荒れしている中で唯一ほとんどポイントが動かず終了致しました。
本田プロが厳しいマークにあったのか1人沈みを喰らうも、▲12.8Pと少ない負けで中盤戦を終えました。
4卓では、1回戦からまったくアガリ出来ずツモアガリやノーテン罰符で削られ1人沈み。更に2回戦は勝負手とぶつかり合いまたもラス。この時点でマイナスが▲42.0Pと厳しい状況。
3回戦ではなんとかトップを取り最終戦を迎える。
東3局の親では、ツモ6,000オールのホンイツをテンパイするも、栗野さんにトイトイドラ3の8,000に放銃。隠れドラ暗刻とはいえ、場は煮詰まっており安易な放銃だったと反省しました。
更に南3局
二万二万五万六万五索六索七索五筒六筒六筒六筒六筒七筒  リーチ  ドラ六索
この勝負手を7巡目にテンパイしてリーチを打つも、南家の濱平プロにツモ。
一万九万九万一索九索一筒九筒東西北白発中  ツモ南
なんと5巡目テンパイの国士無双ツモアガリ。
この8,000・16,000で大きく沈んでしまい、今節▲68.9Pというプラスの貯金をなくしてしまう不甲斐ない対局となりました。
更に4卓では、マスターズベスト16まで進出した栗野さん、前回優勝者の押川さんもプラスにまとめて終了。
全体的に見ると、大荒れな第3節だったのではないでしょうか。
役満も今期はなんともう3回も出ています。
これから後半戦に入りますが、残り2節上位陣をマークしつつ、その中に入れるように、集中して対局に臨みたいと思います。

順位 名前 プロ/一般 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 栗野 健翔 一般 61.6 27.9 34.9 124.4
2 押川 憲一 一般 53.1 3.9 13.4 70.4
3 光岡 大幸 一般 56.0 21.9 ▲ 13.4 64.5
4 本田 朋広 プロ 31.8 24.7 ▲ 12.8 43.7
5 小泉 陽平 一般 37.6 ▲ 14.5 8.6 31.7
6 島 隆浩 一般 ▲ 15.9 22.6 23.1 29.8
7 久保 智央 一般 ▲ 26.0 55.6 ▲ 13.7 15.9
8 木下 玄基 一般 ▲ 30.6 ▲ 46.4 91.1 14.1
9 窪田 一彦 一般 ▲ 20.6 33.7 ▲ 2.5 10.6
10 濱平 光朗 プロ 57.5 ▲ 36.5 ▲ 13.4 7.6
11 森田 有一 一般 ▲ 26.4 32.6 0.8 7.0
12 木戸 僚之 プロ 55.5 18.2 ▲ 68.9 4.8
13 北川 光 一般 ▲ 52.2 ▲ 2.2 44.8 ▲ 9.6
14 安城 るい プロ 18.4 ▲ 75.4 32.1 ▲ 24.9
15 吉田 健彦 一般 ▲ 53.8 5.0 ▲ 16.0 ▲ 64.8
16 久々湊 康雄 一般 ▲ 26.2 ▲ 18.0 ▲ 22.7 ▲ 66.9
17 山川 眞一郎 一般 ▲ 92.1 11.6 3.4 ▲ 77.1
18 平澤 憲一 一般 27.2 ▲ 44.0 ▲ 60.5 ▲ 77.3
19 後藤 正博 プロ ▲ 52.5 ▲ 23.1 ▲ 30.0 ▲ 105.6
20 志多木 健 プロ ▲ 2.4 ▲ 42.6 ▲ 98.3 ▲ 143.3