北陸プロリーグ レポート

第2期北陸リーグ 第1節レポート

今回第2期北陸プロリーグ第1節のレポートを担当させて頂く事になりました志多木と申します。
初めましての方が多いと思いますので、まずは自己紹介をさせて頂きます。
32期生、鳳凰戦D2リーグ、志多木 健(しだぎ たけし)O型、目標のプロ雀士、前原雄大プロ(恐ろしいぐらいの強さが好き)瀬戸熊直樹プロ(雀風が好き)山田浩之プロ(プロになりたての頃、優しく話し掛けて頂いたのが印象的で今では毎対局応援してます)最後にプロになったきっかけは、今から4年前まだプロという者に全く興味のなかった私ですが、当時一緒に働いていた木戸プロの誘いで初めて北陸プロアマリーグに出た際に、北陸支部長の浦田プロにいい麻雀打ちますね、プロになる気はないのと声を掛けて頂いたのがきっかけです。当時まだまだ人間的に未熟な私は浦田支部長の紳士的な対応がなければ今こうして日本プロ麻雀連盟の一員になる事はなかったであろうと思っています。
自己紹介も長くなってしまいましたのでそろそろ本題のレポートを書かせて頂きます。初めてで読みにくい文章だと思いますが最後まで読んで頂けたら幸いです。

春の訪れと共に北陸にも転校生(移籍組)の獅坂プロ、里木プロと新入生(新人)の木原プロ、南プロ、美咲プロがやってきた。昨年の10人から15人に増え栄えある第2期北陸プロリーグが開幕した。
緊張感の走る中、初代チャンピオンの後藤プロから今後を占う抽選が始まった。抽選の結果決まった初戦の卓組がこちら(以後プロは省略します)
1卓、安城、志多木、成田、浦田、荒谷
2卓、後藤、美咲、木原、本田、獅坂
3卓、木戸、藤本、南、前田、里木

3卓、 去年の決勝進出者の藤本、木戸を相手にプロ2年目の前田、里木と新人の南の戦いを制して+81.5Pと大きくポイント叩いた里木のコメントがこちら「本手、躱し手共に決まった、調子が良かった」と謙遜気味に語ってくれた。
藤本、木戸は里木が1人火を吹く中、手堅くプラスでまとめた。その藤本のコメントがこちら「自分が押す方なのにもっと押された」とちょっと困惑気味で語ってくれましたが、北陸随一の対応力を持つ藤本、木戸がこのままで終わるわけもなく、まだまだ先の長い戦いですが決勝進出に向けてこれから2人がどうポイントを伸ばしていくか楽しみです。
対象的に大きくマイナスをした前田と新人の南は次節以降どう麻雀を修正してくるか、自分の麻雀がしっかり打てるかが今後の鍵になってくるだろう。

2卓、 初代北陸チャンピオンの後藤に、鳳凰戦B2リーグの本田と移籍組の獅坂と新人の木原、美咲が挑む戦い。初戦とあってか初代北陸チャンピオンで爆発力のある後藤にマークが集中したせいか?▲40.1Pの少々手痛いマイナスを負ってしまう。まぁ後藤からすればツボにハマれば一瞬で取り戻せるポイントである。次回からの後藤の巻き返しに期待して頂きたい。
以外にも昨年の北陸プロリーグでまさかの惨敗を喫してしまった本田だが、今回は+26.9Pと無難に初戦を終えた印象。鳳凰戦B2リーグの実力を発揮して今回こそは決勝戦に残って欲しい私注目のプロの1人である。
そして卓内トップはまさかの新人美咲、+54.5Pとポイントを叩いて満面の笑み。その美咲のコメントがこちら「放銃しない様に心掛けた結果、しっかりと、自分の思う様な麻雀が打てた」とニコニコ顔で話してくれた。
もう1人の新人木原は何とか初日をプラスで終えた。次戦からは更に加点を狙って頑張って欲しい。その一方で獅坂が初戦で手痛いマイナススタート、次回からの巻き返しに期待したい。

1卓、 安城、志多木、成田、浦田、荒谷の全員が第1期北陸プロリーグ経験者の卓となった。安城は昨年の決勝進出者、だが当然の如く皆は浦田支部長マーク、なんといっても実績が違う。今回も最終戦で50,000点オーバーのトップを取りしっかりとプラスでまとめた処は流石の一言。
だがこちらも卓内トップは、初戦で清老頭をアガった女流雀士、北陸最強プリンセスの安城、+27.8Pとして好発進。北陸にも今年から2人目の美人女流雀士!美咲が入った事によって、今後の女流同士の戦いにも注目が集まる事必須。
一方で昨年の北陸プロリーグを不完全燃焼で終えた成田、荒谷の両名。今年はまずまずの出だしにホッとした様子の成田に対し、初戦で大きく沈んでしまった荒谷の顔付きは暗かった。
因みに私はトップ2回、ラス2回のトップラス麻雀で少しプラスでしたがこの日は体調不良のせいもありあまりいい麻雀が打てませんでした。ですが私の今年の目標は最低決勝進出!!2節目以降、体調管理は勿論の事、1節1節しっかりとポイントを加算していきたいと思っております。

最後に一言、栄えある第2期北陸プロリーグはまだ始まったばかり、この先どんな波乱があるのか、どんなドラマが待ち受けているのか………この先も15人の熱い戦いを是非共ご覧下さいませ。
そして最後まで読んで頂いた皆様、本当に有難う御座いました。