関西プロリーグ レポート

関西プロリーグ レポート/第15期関西プロリーグ A・B・Cリーグ 第8節レポート

Aリーグ第8節:坂本誠裕
寒さも厳しくなった中、第8節が行われました。
王位戦の関係から1卓は別日対局です。
A1卓(辻本・坂本・花岡・西原)
現在独走状態の花岡が、更に加点するのか?混戦の3位、4位争いを、坂本が抜け出すかが見所でしょうか。
半荘1回目、今期調子の良くない西原がしっかりアガリを決め1着。
半荘2回目、オーラス、坂本27,400の2位、花岡の1人浮きの状態でした。
なんとしても浮きにまわりたいところ、1,300・2,600のアガリを決め、浮きの2着となり、ここまでのトータル+15.9P。
このままプラスを重ねられるかと思いましたが、そうは問屋が卸さず。
3回戦、東2局花岡の倍満に放銃し、4着。
4回戦、東1局1本場、辻本の跳満に放銃したのをきっかけに、箱下まで落ち込み、合計▲45.3P。
トータル+66.9Pになり、決定戦出場の3位争いから大きく後退しました。
花岡は更にプラスを重ね、決定戦出場をほぼ確実のものにしました。
A2卓(勝間・上村・米川・仁科)
こちらは前年度決定戦出場の仁科が、合計+49.1とし、トータル+60.8P、いっきに決定戦への望みをつなげました。
泣いても笑っても後2節!後悔のない、自分らしい麻雀をしたいと思います。
 
Bリーグ第8節:吉田圭吾
1卓 宮田・城・松永・吉田圭
3卓 吉田(哲)・吉本・中安・稲岡
別日 山室・高谷・原田・山中
別日 上村・掛樋・中川・筒井
Bリーグもいよいよ後半戦。昇級争い、降級争いともに面白くなってきました。
1卓は第7節までの2位宮田、3位松永、4位吉田圭、11位城の上位争いとなりました。
ここで沈んでしまうと昇級争いが厳しくなるためそれぞれ相手を強く意識しながらの対局となりました。
結果この日1、2、4回戦トップを取った吉田圭が+43.1PとBリーグ1位の山中との差を縮めた。1回戦2回戦とマイナスを叩いてしまった松永が後半からの巻き返しをはかるが届かずこの日▲67.0Pと大きく沈んでしまった。
4.1.1.4の宮田が±0で9節からの追い上げにかける。
2.1.2.2で安定していた城は+23.9Pのポイントを加点し降級からは大きく逃れたように思います。
別日 山室・高谷・原田・山中の卓は山室▲46.7P、高谷▲4.0P、原田▲15.1P、山中+25.8Pとなった。
やはり強い山中はさらに加点しトップの座を固めたように思います。
これでBリーグ降級争いは原田、山室、掛樋の3人になりそうな感じですが。
あと2節、これから大詰めを迎えますが各々の目標を意識し最後まであきらめないレベルの高い対局をBリーグ全員に期待したいと思います。
 
Cリーグ第3節:坂上優
今回は『チャンスをものにする』という視点でレポートを作成致します。
麻雀だけでなく、人生においても地道に真面目にやっていれば、それなりのチャンスは来ます。
重要なのは、そのチャンスをものにできるかどうか。一度チャンスを逃すと、充電期間が必要になります。これは麻雀も仕事も同じだと考えます。
1回戦 東2局
親 土田、8巡目、私の手配はドラ暗刻のチャンタでテンパイ。
一万二万三万一索一索一索七筒九筒南南中中中  ドラ中
捨て牌
西北六万 上向き四索 上向き五索 上向き四筒 上向き五筒 上向き
跳満もありヤミテン、その2巡後に土田が生牌の東をポン。
そして私は一万を入れ替えてリーチをかけたが、土田が1,000オールでアガリ。ツモで倍満も見えたので、即リーチで良かったと感じました。
『跳満だから』という理由で何も考えずにヤミテンにした結果、ものにすべくチャンスを見逃ししたようです。
この一つ一つの積み重ねが、今の自分なのだと改めて感じました。
今後も日々精進したいと思います。
 
C2リーグ第3節:南田明宏
C2リーグも中盤に入りました。今節大きくポイントを叩けば一歩昇級に近づけるので大事になります。
1卓 (南田、吉田、前川、冨田、福原)
4回戦 (前川、吉田、南田、福原)
私が前局5,200を放銃した次局でした。
南1局 0本場 南田の手牌11巡目
一索一索一索二索三索五索八索八索九索九索南南南  ドラ五筒
12巡目に上家の吉田から一索をチー、打五索、14巡目にツモ五筒
一瞬手が止まりましたがこれをツモ切り、福原から「ロン」の声
二万二万三万三万五万五万四索四索六索六索七索七索五筒
まだ親番があるので、押すところでは無かったと思いました。
5回戦 (冨田・前川・福原・吉田)
南2局 0本場
親の前川が8巡目にリーチし13巡目ツモ
三万四万六万六万七万八万九万七索八索九索七筒八筒九筒  ツモ二万  ドラ八筒
前川が6,000オールをツモアガリしました。結局この半荘は冨田に捲られましたが、昇級争いに望みを繋げました。
前節トータルポイントでトップに出た冨田が今節も卓内トップ、前川も好調でした
一方で私は3回戦まで卓内トップでしたが4回戦で守る気持ちが出て消極的な麻雀をしてしまいました。これを深く反省し来節に繋げたいと思います。