第21期北関東プロリーグ決勝レポート
2023年02月17日
【第21期 北関東プロリーグ決勝 ガース・ネルソンが三度目の戴冠!】
本日の対局者は
ガース・ネルソン
小川尚哉
安藤銀一
吉田幸雄
【1回戦】
ガースがと
のシャンポン待ちテンパイ。
を加カンしてリンシャンツモが
。
満貫に仕上げたガースが1回戦1人浮きのトップを取る。
【2回戦】
東3局にガースが先制リーチ。
ここに親番の小川が待ちで追っかけリーチ。
直撃チャンスでもあったが、小川が持って来たのはでガースが満貫のアガリ。
箱下寸前となってしまった小川だが、満貫を2回ツモって素点を回復すると
ガースから高めのを直撃してラス抜け。
代わりにラス目になってしまった吉田も2局連続のアガリできっちり30,000点に復帰し、2回戦が終了。
【3回戦】
2連勝で大きくリードしたガースは3回戦も絶好調。
とポンして混一色トイトイをテンパイ。
を加カンして本日二度目のリンシャンツモ。
倍満のアガリで3連勝に王手。
これに反撃をしたのは安藤。混一色の満貫に続いて
さらに5,800の直撃でガースの素点を削るが
オーラスは小川が満貫ツモで逆転トップ。
【最終 4回戦】
ガースのウイニングランに待ったをかけたのは、開始前のインタビューで「ガースを苦しめたい」と満面の笑みで話した北関東支部長の吉田。
まずは東4局にヤミテンを入れ、ガースのテンパイ打牌ロンで跳満直撃。
南2局は吉田、小川、安藤の3軒リーチ。
これも吉田が制して8,300(+4,000)のアガリ。迎えたラス前の親番で連荘し、25.9ポイント差まで詰めるが
連荘は4本場でストップ。
ガースが自ら吉田の親番を蹴って優勝した。
第21期北関東プロリーグ
優勝 ガース・ネルソン
2位 吉田幸雄
3位 小川尚哉
4位 安藤銀一
安藤「(吉田に放銃した)すみませんでした!四暗刻単騎もアガれなかったので。見せ場は作れたかも知れないけど、悔しいです。」
最終戦南3局。
安藤が暗カンの起死回生の四暗刻単騎。
しかしテンパイ打牌をを選び、吉田に放銃となってしまった。
小川「いやー下手くそでしたね。2回戦にやけにガース大人しいなと警戒していたのに11,600打ってしまって。そこから気持ち切り替えて全部行こうかなと。(その後アガれたのは)たまたまです。またこういう舞台で打てるように精進します。」
吉田「3回戦までが全く手が入らなくて。4回戦の東場の親の時にドラが暗刻になって、無いを鳴かれて
ツモられた500・1,000が一番堪えましたね。(ラス前の親番は)あと2、3回アガればという面白い所まで来たのでね。また勝つために戻ってまいります。」
ガース「最後誰か(吉田の親番を)止めてくれないの?と思ったけど、勝ちたいなら自分で行くしかないよね。今回は手がキレイに入っちゃって悩まなくて大丈夫でした。次の大会も凄い麻雀を見せたいと思います。」
(文・吾妻さおり)
カテゴリ:北関東プロリーグ レポート