静岡プロリーグ レポート

静岡プロリーグ レポート/第24回静岡リーグ(プロアマ混合)第3節レポート

去る11月16日、静岡リーグ第3節が行われた。
11月は旧暦で「霜月」と呼ばれ、霜が降る月の意味があるらしいが、この日の静岡は14℃を越える冬を感じさせない暖かさとなった。
静岡リーグは折り返し地点に入り、各選手のさまざまな思惑が入り混じりながら熱戦が繰り広げられた。
その中で暫定首位に立ったのは、太田昌樹プロ。今節も安定した戦いでポイントを伸ばした。
太田プロの美しい手組みは観戦している者を魅了する。
私がアマチュア時代に初めて太田プロの麻雀を見た時、「こんな美しい麻雀を打つ人がいるのか!」と鳥肌が立ったのを覚えている。
続いて2位に着けているのは岡本和也プロ。3節連続でのプラスで、2位に浮上して来た。
ここ最近の岡本プロの静岡での活躍は目覚しいものがあり、静岡プロリーグでは首位に立っている。
本人は、のんき系雀士として売り出しているが、対局中の彼にそんな雰囲気はまったく感じられない。
3位に着けているのは一般参加の北島武浩さん。
ベスト8の中にプロが7名となり、残り2節の戦い方が難しくなってくると考えられるが、決勝進出・優勝に向けて引き続き頑張って頂きたい。
そして4位は鈴木雅人プロ。
鈴木プロの爆発力は凄く、残りの2節でこれがでると首位通過も視野に入ってくる。もちろん本人も、それを狙っていると考えられる。
折り返しの3節が終了した時点で、首位が+112Pと上位陣は団子状態となった。
静岡リーグは残りあと2節。
寒さはよりいっそう厳しくなってくるが、リーグ戦の方は熱い戦いが続きそうである。