静岡プロリーグ レポート

第33回静岡リーグ(プロアマ混合)第1節レポート

皆さんはじめまして。
この度、第33回静岡リーグのレポートを担当させていただくことになった32期後期生の川崎義之と申します。
一生懸命務めさせていただきますので、半年間お付き合いの程よろしくお願い致します。

4月21日、第33回静岡リーグが開幕した。
今回の参加人数は何と77名!
人数もさることながら、参加プロのメンツも凄い。
昨年に引き続き参戦の鳳凰戦A2リーガーの藤島健二郎プロをはじめ、鳳凰戦Bリーグ経験者の相沢かおるプロ・岩井健太プロ・藤本哲也プロ、昨年女流桜花決勝に残った中野妙子プロ、2018・2019最強戦ガールの大月れみプロ・後藤咲プロ等々、計31名のプロが参加を表明した。
これだけのメンバーが揃うプロアマのリーグ戦は他にはないだろう。
望月支部長を始めとした静岡支部の活動に賛同してくれた結果であると感じている。

アマの方達に目を向けてみると、初参戦の方が多く、これは昨年度より行われているプロアマチャンピオンシップ、更にその先にある小島武夫杯帝王戦によるものだろうか。
いずれにせよ熱い戦いが繰り広げられるのは間違いない。

気になる第1節の結果だが、望月プロの国士無双、アマの中野さんの九蓮宝燈と2つの役満が飛び出す波乱の展開となったが、トータルポイントで大きく抜け出す者は現れず、まだまだ混戦模様。

首位は大橋幸正プロの+56.8。大橋プロは中部本部所属ながら、昨年度より静岡プロリーグに加え静岡リーグもフル参戦しており、その麻雀に対する姿勢は見習うべきものがある。
大きくポイントを叩くことに長けており、今後も目を離せない存在になるだろう。

今節は上位陣に目を向けてみると、アマチュアの方たちの活躍が目立った。
中でも2位につけた牧野さんは健康麻雀出身との事だが、しっかりとした手組みから確実にアガリを物にする印象を受けた。
しかし麻雀の内容以上に印象的なのは、いつもニコニコしていて、とても楽しそうに麻雀を打っていることだ。
純粋に麻雀を楽しんでいる姿を見ると、麻雀教室の講師をしている自分の立場からしても微笑ましく思う。
是非次節以降もポイントを伸ばし、上位進出していただきたい。

一方自分の成績はというと・・・特に大きな見せ場もなくマイナススタートとなった。まだ始まったばかりとはいえ、前回チャンピオンとしてこのままズルズル行くわけにはいかない。
参加人数の増加により決勝進出ボーダーも上がるものと考えられるため、早めに挽回していきたいと思う。

また余談ではあるが、静岡リーグでは第1節にアンケートを実施している。その中に対戦したいプロという項目がある。現状は一部のプロに人気が集中しているが、早くそこに名前を書いてもらえるような魅力ある打ち手になれるよう、日々努力していきたい。