静岡プロリーグ レポート

第17期静岡プロリーグ 第5節レポート

強い日差しが照りつける時期となった。
コロナ禍のマスクがより一層の暑さを助長する。

静岡プロリーグも折り返しの第5節を迎えた。
今期に関しては、かなり別日対局を残しているが、首位を走る平野敬悟の安定感が光る。
今節も+26.0Pで全節オールプラス。
いよいよ覚醒か?(私から言わせてもらえば、遅いくらいだ笑)
プロアマの第37回静岡リーグも首位通過の決勝進出と、充実の一途をたどる。

今節注目していたのは栗島有紀。
対戦相手が望月・杉村・渡辺・鈴木秀と全員10年以上キャリアがある選手。
対戦相手として、また抜け番中も後ろで対局を見ていた。
最終戦まで苦しい展開の中、我慢していたと思う。

最終戦危なっかしいリーチもあったが、結果的に、大きめのトップをとり最小限のマイナスで収めたのは彼女にとって大きな収穫か。
経験という財産を大事にしてほしい。

前回決勝進出者である鈴木秀幸・大橋幸正・望月雅継が、まだ揃ってマイナス域。
折り返しとはいえ、まだまだ先は見えない。

麻雀プロとしてのアートフォームをつきつめていく。
その先に未来が開ける。

(文:鈴木秀幸)

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 6節 7節 8節 9節 10節 合計
1 平野敬悟   21.9 49.8 37.8 26.0           135.5
2 石津寿人 28.7 4.2 ▲ 9.4 110.6             134.1
3 土屋幸弘   59.1   7.5 36.7           103.3
4 青嶋宏樹   93.3                 93.3
5 中寿文 ▲ 39.1 58.1 43.3   25.4           87.7
6 斉藤隆 47.0 24.8   5.4             77.2
7 小林正和 75.1 46.9   ▲ 73.7             48.3
8 鷲見隼人 49.5 21.5 ▲ 5.7   ▲ 28.4           36.9
9 岡本和也 31.1 ▲ 67.2   21.4 47.1           32.4
10 ダニエルモレノ 18.2 13.5 ▲ 54.1 23.1 22.6           23.3
11 天音まこと   58.9     ▲ 42.0           16.9
12 高橋大輔 ▲ 9.0 ▲ 23.7 11.4   34.3           13.0
13 川崎義之   ▲ 32.8 36.4               3.6
14 太田昌樹 ▲ 19.8 30.9 19.0   ▲ 32.7           ▲ 2.6
15 杉村泰治 17.8 18.3 ▲ 23.5 ▲ 44.4 28.3           ▲ 3.5
16 栗島有紀 ▲ 7.9 ▲ 7.3     ▲ 13.2           ▲ 28.4
17 京平遥 ▲ 47.3 41.5     ▲ 27.7           ▲ 33.5
18 望月雅継 ▲ 15.6 ▲ 24.6     ▲ 8.8           ▲ 49.0
19 渡辺史哉 ▲ 38.8 39.1   ▲ 50.1             ▲ 49.8
20 鈴木秀幸 ▲ 58.7 15.1 ▲ 9.6   ▲ 0.5           ▲ 53.7
21 平岡理恵 ▲ 24.4 ▲ 36.5                 ▲ 60.9
22 安部颯斗 28.8 ▲ 50.4 ▲ 3.3 ▲ 38.3             ▲ 63.2
23 渡辺洋巳 24.9 ▲ 26.5 ▲ 45.3 ▲ 10.8 ▲ 6.8           ▲ 64.5
24 大橋幸正 32.4 ▲ 86.3     ▲ 16.4           ▲ 70.3
25 島﨑涼 ▲ 12.4 ▲ 45.2 ▲ 9.0 11.5 ▲ 19.3           ▲ 74.4
26 鈴木郁孝 ▲ 41.2 ▲ 90.3                 ▲ 131.5
27 廣岡璃奈 ▲ 40.3 ▲ 78.3     ▲ 27.6           ▲ 146.2