静岡プロリーグ レポート

第36回静岡リーグ(プロアマ混合)決勝レポート

(文:斉藤 隆)

2月21日、一週間前に行われた最終節の熱も冷めていない中、決勝戦が行われた。
上位の選手たちは、いい流れを掴んでの決勝の椅子なので、間を空けずにの開催は望むところだろうか。

まずは決勝進出の選手たちに意気込みを聞いた。

1位通過
坂本彰光さん(一般)

 

100

 

コロナ禍の環境の中、麻雀を打てる中に身を置ける嬉しさ、そして1位通過なのでチャンスを活かして戦いたい。
過去4回決勝に進出したが、勝ち切れていないので、今回は自分のできる事をこなしていきたい。
過去の決勝で杉村プロにいつも負けていたので、いないことが一番のチャンスなのでは。

2位通過
青嶋宏樹プロ(静岡支部)

 

100

 

下馬評では本命視されているようなので、期待に応える王者の麻雀を打って勝ちたい。
とにかく前に出て、前回出場の雪辱を果たしたい。

3位通過
片山一哉さん(一般)

 

100

 

とにかく全力で自分の麻雀を打ちたい。

4位通過
中寿文プロ(静岡支部)

 

100

 

いつも通りのやる事をやるだけ。決勝を楽しんで打ちたい。一発勝負は得意なので、優勝を目指したい。

5位通過
大橋幸正プロ(中部本部)

 

100

 

5位通過なので、ハンデはあるけれど、今日100pいけば、優勝があると思うので、頑張ります。

静岡リーグ決勝戦は1位から40、30、20、10、0pのアドバンテージが付く。
各者抜け番が1回ずつあり、計5回戦を行い、その時点での5位が脱落、その後最終6回戦を行い、優勝者を決める。

アドバンテージがあるので、坂本さんが有利といえども、前回の太田プロのように5位からの逆転優勝もあるので、全員にチャンスがある。
固唾をのんで試合を見守っていきたいと思う。

1回戦 起家から片山 大橋 坂本 中 抜け番 青嶋

南2局
大きく試合が動く。
親番の大橋、配牌から
五万九万二索三索四索四索五索七索八索八索八索南西発
とソウズのホンイツが強く見える配牌。序盤はなかなか有効牌を引かないが、中盤から五索七索と立て続けに引き、7巡目にはチートイにもメンツ手にもイーシャンテンに。しかし、そのあとはまた引けず、終盤に。七索四索をポンし、五索西のシャンポン待ちに。その対面で中もマンズのメンホン一通ドラ2の高め倍満をテンパイ。
中から西が打ち出され12000のアガリとなった。

1回戦 大橋+26.4p 坂本+5.7p 片山▲5.1 中▲27.0
1回戦終了時 坂本+45.7p 青嶋+30.0p 大橋+26.4p 片山+14.9p 中▲17.0p

2回戦 起家から中 坂本 大橋 青嶋 抜け番 片山

2回戦 大橋+23.1p 中+8.9p 坂本▲10.4p 青嶋▲21.6p
2回戦終了時 大橋+49.5p 坂本+35.3p 片山+14.9p 青嶋+8.4p 中▲8.1p

3回戦 起家から片山 青嶋 中 大橋 抜け番 坂本

3回戦 中+15.0p 大橋+10.1p 青嶋▲4.9p 片山▲20.2p
3回戦終了時 大橋+59.6p 坂本+35.3p 中+6.9p 青嶋+3.5p 片山▲5.3p

4回戦 起家から片山 大橋 青嶋 坂本 抜け番 中
親の連荘から始まった東1局2本場、青嶋からドラ単騎のチートイのリーチ。
青嶋がツモアガり、3000,6000。
これで青嶋の反撃の狼煙かと思った矢先の東2局1本場の親の大橋の配牌、
四万六万八万二筒三筒三筒四筒四筒五筒六筒四索六索南南
と、ひと目に三色の形のイーシャンテンの好配牌をもらう。
6巡目に五万を引きリーチ。13巡目にツモと理想通りのアガりで3900→4000オールとなり、一瞬で青嶋を抜き去る。
しかし青嶋も負けじと親番の東3局10巡目にタンヤオ、平和、ドラ2の高め三色をテンパイ。それを大橋から高めをアガり18000と一気に大橋の背中に追いつく。
この半荘は青嶋が1人浮きのトップとなりポイントを伸ばしたが、大橋が何とか暫定トップを維持した形となった。

4回戦 青嶋+37.4p 坂本▲5.4p 大橋▲10.4p 片山▲21.6p
4回戦終了時 大橋+49.2p 青嶋+40.9p 坂本+29.9p 中+6.9p 片山▲26.9p

5回戦 起家から中 片山 坂本 青嶋 抜け番 大橋

5回戦 青嶋+32.1p 坂本+4.1p 中▲7.3p 片山▲28.9p
5回戦終了時 青嶋+73.0p 大橋+49.2p 坂本+34.0p 中▲0.4p 片山▲55.8p

6回戦 規定により起家から大橋 坂本 中 青嶋
とにかく局を進めたい青嶋と逆転を狙う大橋が何度もぶつかった。

ハイライトは南3局
西家・大橋が配牌で長考をする。
一万四万五万五万六万八万九筒九筒八索東西発発 ツモ二万
長考の末ホンイツへの手組に。
11巡目に七万をチーし、一万四万七万発のテンパイに。13巡目に中からリーチ。
青嶋もテンパイを入れるも、テンパイ打牌で発が打ち出された。
一万一万一万二万三万四万五万六万発発 チー七万 左向き八万 上向き九万 上向き ロン発

南4局、大橋と青嶋のアガり勝負となった。青嶋はなんでもアガれば連荘になるが、トップに躍り出る。大橋は、アガりか流局で、優勝。しかし、青嶋のテンパイが非常に遠い。終盤に大橋はテンパイを入れるも、その時点で青嶋は2シャンテン。終局まで有効牌を引けずそのまま終局。最終戦は二人のデッドヒートとなったが、最後は大橋に軍配が上がった。

最終戦 大橋+20.0p 中+6.9p 坂本▲9.2p 青嶋▲17.7p
最終戦終了時 大橋+69.2p 青嶋+55.3p 坂本+24.8p 中6.5p 片山▲55.8

 

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