東北プロリーグ レポート

第21期東北プロリーグ 第3節レポート

Aリーグレポート:青木武

今回は上位の遠藤と渡部が同卓。そこに平田・泉がどう闘うかが一番の注目。

1卓(平田、渡部、遠藤、泉)
ここまで絶好調の遠藤だったが3着3回と調子はイマイチ。
渡部も4着2回と泉・平田の上位陣いじめでリーグ戦が面白くなった。
ベテランの平田と曲者の泉がきっちり仕事をしてくれた感じだ。

2卓(青木、工藤、佐藤、吉田)
ここまでマイナスの青木・吉田に、ちょいプラスの佐藤・工藤の対局。
1回戦、青木はあっさりラススタート。2回戦は吉田がラスとやはり調子が上がらない。
結果、2人共佐藤を押し上げてしまった。
工藤は今回もちょいプラス。マイナスしない事が大事と工藤に言われました。
……わかっていますけどね…。

3卓(粕谷、皆川、杜、今、高橋)
1・2回戦で連続1人沈みの今。他4人がプラス状態になった。
3回戦に高橋がラス。4回戦は杜がラスになり粕谷と皆川がちょっと抜け出て5回戦に入った。
杜のリーチに対し通りそうな9を粕谷が切ったら皆川から「ロン」の声が。国士無双だった。
結果、ほぼ皆川の1人浮きになりトータル2位に浮上。
まだ残り7節もあるので、下位陣の奮起を期待したい。

Aリーグ

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 6節 7節 8節 9節 10節 合計 順位
1 遠藤昭太 94.6 73.8 ▲ 24.3 144.1 1
2 皆川直毅 42.8 ▲ 34.2 69.4 78.0 2
3 佐藤大介 ▲ 5.8 17.1 57.6 68.9 3
4 泉亮多 ▲ 4.6 9.9 40.5 45.8 4
5 渡辺稔 55.1 25.6 ▲ 37.9 42.8 5
6 工藤宏紀 1.8 1.7 8.4 11.9 6
7 平田孝章 9.1 ▲ 35.7 21.7 ▲ 4.9 7
8 粕谷勇吉 ▲ 11.2 18.4 ▲ 27.7 ▲ 20.5 8
9 今貴聡 ▲ 20.4 12.6 ▲ 43.9 ▲ 51.7 9
10 東幸一郎 12.7 19.6 ▲ 100.0 ▲ 67.7 10
11 青木武 ▲ 31.5 ▲ 6.5 ▲ 30.3 ▲ 68.3 11
12 杜麻沙也 ▲ 57.5 ▲ 14.6 1.6 ▲ 70.5 12
13 高橋清隆 ▲ 58.6 ▲ 20.9 ▲ 0.4 ▲ 79.9 13
14 吉田勝弥 0.6 ▲ 63.7 ▲ 36.7 ▲ 99.8 14
15 菅原直哉 ▲ 1.9 ▲ 9.1 ▲ 100.0 ▲ 111.0 15
16 藤本修二 ▲ 31.2 ▲ 100.0 ▲ 100.0 ▲ 231.2 16

Bリーグレポート:遠藤昭太

6月に入り梅雨入り宣言がなされても空梅雨気味な東北。
Bリーグの得点状況は徐々に差が出てきているものの、まだ誰にでもチャンスがある状態。

1卓(大里、安ヶ平、佐藤、斎藤)
1回戦目、東1局の親から大里が連荘し大きくリードすると、その後は丁寧に打ちまわし1人浮きのトップでスタートダッシュが決まる。その後はマイナスを抑える打ち方で1回戦目の浮き分にプラスを重ねていく。
4回戦目に安ヶ平が1人浮きのトップを取るも、大里は崩れずに卓内1位を守った。
逆に大きく崩れたのは斎藤。3回戦で小場を制したトップがあったものの、それ以外の半荘では大きいマイナスのラスを引いてしまった。

2卓(新田、三井、佐々木、早坂)
1回戦は互いに満貫クラスのアガリ合いで点棒が行きかう展開に。三井が僅差のオーラスを制してトップに。2回戦目は早坂がマイナスで迎えた南場の親で親満、親っパネツモで一気にマクリ返して+21.2Pのトップとなった。3回戦目からは小さいプラス2着で我慢していた新田が細かいアガリを重ねて行く展開で2連続トップを取り、+65.8Pの卓内1位となった。

第3節を終えて、新田が+103.2Pと1人抜け出た形となったが、まだ7節あるので各自頑張って貰いたい。

Bリーグ

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 6節 7節 8節 9節 10節 合計 順位
1 新田大輔 37.2 0.2 65.8 103.2 1
2 佐藤晃大 3.3 18.0 2.5 23.8 2
3 安ヶ平浩希 ▲ 14.5 24.3 10.0 19.8 3
4 大里奈美 18.1 ▲ 60.9 61.5 18.7 4
5 三井光一 ▲ 13.8 36.9 ▲ 4.5 18.6 5
6 早坂和人 ▲ 17.6 ▲ 22.7 ▲ 6.2 ▲ 46.5 6
7 斎藤智大 ▲ 7.9 ▲ 1.8 ▲ 74.0 ▲ 83.7 7
8 佐々木啓文 ▲ 15.0 ▲ 49.0 ▲ 57.1 ▲ 121.1 8